『ほとんどの社員が17時に帰る10年連続右肩上がりの会社』(岩崎裕美子著、クロスメディア・パブリッシング)の著者は、オリジナルブランド「マナラ化粧品」を開発販売している株式会社ランクアップの代表取締役。創業10年だそうですが、社員数43名で約75億円を売り上げているのだといいます(2015年9月期)。 しかも、それだけの実績を打ち立てているにもかかわらず、残業がないというのですから驚き。信じがたいところですが、そこには著者自身の過去の体験が影響しているようです。 今でこそ残業しないことにこだわっていますが、以前の私はバリバリのキャリアウーマン。なんと私は、超ブラック企業の取締役だったんです。小さなベンチャー企業の広告代理店でしたから、競合他社に勝つために夜も寝ないで仕事をしていました。(「はじめに」より) 「若いときに死ぬほど働かないと成長しない」「会社は給料をもらいながら勉強ができる場所