ブックマーク / courrier.jp (218)

  • おじさん記者がZ世代で流行りの「21時就寝」を1週間試してみたら… | 「まるでよちよち歩きの子供だ!」

    Z世代のあいだでは、午後9時に眠るのが流行っているらしい──そんな情報をキャッチした60歳の記者が、20代の若者のマネをしてしてみることに。自身に課したこの1週間チャレンジで、おじさんは何を悟ったのか? 生涯にわたって、午後9時にしていることといえば多岐にわたるだろう。テレビを観る。を読む。パブで一杯飲む。レストランを出て映画に行く、あるいはその逆。幼い子供がいる場合、9時といえば普通、自分自身の貴重な時間の始まりで、わずかな時間帯をここぞとばかりに楽しむに違いない。私も年をとったので、その時間は外で過ごすより家にいるほうが多くなった。だが、夜9時の行動として考えもしなかった唯一のことがある。就寝だ。 しかし、米「ウォール・ストリート・ジャーナル」紙によれば、午後9時がいま、就寝時間としてアツいのだという。お疲れ中年世代ではなく、なんと20代のあいだで流行しているそうだ。どうやらいまどき

    おじさん記者がZ世代で流行りの「21時就寝」を1週間試してみたら… | 「まるでよちよち歩きの子供だ!」
  • ロシア人が“専制君主”のほうがマシだと支持してしまう歴史的背景 | 世界の反ユダヤ主義を煽ったのはロシア

    ロシア人は「専制君主」のほうがマシだと考える ──ロシアでは、歴史上、政治的リベラリズムが根付くチャンスがまったくなかったのでしょうか。西欧化を進めたピョートル大帝でも、当時発達しはじめていた議会主義や自由拡大の流れを輸入しませんでした。 ロシア歴史を形作ってきたのは、専制支配の伝統です。その伝統を体現するのがイヴァン雷帝です。彼は「地上の神」とでもいえばいいのか、西欧の絶対君主すら圧倒する存在でした。想像を絶する暴力や残酷さを強いることもあり、叛乱を起こした都市ノヴゴロドは血の川にされました。彼の民兵は気晴らしに村を略奪できたほどです。 そんな君主は民衆に嫌われそうですが、そうでもありません。彼の死後、ロシアで「動乱の時代」が始まったからです。陰惨な後継者争いが始まり、大飢饉などのさまざまな災厄も重なりました。ロシアはポーランドに侵略されて弱体化したものの、民衆が奇跡的にポーランドを追

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  • プーチンは自分たちが「世界を救う存在」だと信じている | ウクライナ侵攻は人類のため?

    ロシアを特徴づける「膨張主義」 ──ロシア歴史が始まったのは1000年以上前です。かつては、現在のウクライナ周辺の公国の緩やかな連合でしたが、いまは1700万平方キロメートルもの広大な領土を持つ大国となっています。20世紀には領土が2200万平方キロメートルもありました。 ロシアの膨張主義を理解したいなら、まずは地図を見るべきです。ロシアの子供たちは地図を見ると、世界一大きな国であることを誇りに思う一方、不安にも駆られます。こんなに広大な領土はとても守りきれないのではないかと考えるのです。 ロシアでは、16世紀に領土を広げたイヴァン雷帝の時代から、「防衛的膨張主義」がよく見られます。同国には自分たちを守る山や海や大河がありません。だから領土を広げると、そこを守るために、さらにその先の土地も征服しなければならないと感じてしまうのです。 プーチンが2016年のロシア地理学協会のイベントで口に

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  • 和菓子に「米国西海岸的」ひねりを加える女性の職人 | 米トラベルメディアが紹介

    の伝統的な茶菓に、米国の太平洋岸北西部ならではの趣を採り入れる和菓子職人が、米オレゴン州ポートランドにいる。米トラベルメディア「アトラス・オブスキュラ」が、その独特の美学を紹介する。 外では、深紅に染まったイロハモミジの葉がわずか数枚、節くれ立った枝にしがみついている。「ポートランド日庭園」にある現代的な茶室内からは、ガラスの壁越しに冬支度する森が見える。 日田舎にいるかのような光景だが、この憩いの場は、日から8000キロほど離れた米北西部オレゴン州の、緑豊かな丘の中腹にある。 ポートランド市は1960年代、日米間の平和と文化交流を促進する取り組みの一環として、古い動物園を12エーカー(東京ドーム約1個分)の庭園に変えた。この場所は、元駐米大使の松永信雄など著名人から、日国外にある最も美しく、真正な日庭園と称されてきた。 庭園内にある茶屋「ウマミ・カフェ」は、同じく真正な粋

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  • 遺伝子検査で受精卵を選別。最適な子供を作る優性主義のヒップスターたち | 米国の「出生主義」家族を訪ねて

    知性で選ばれる赤ちゃん 日も暮れて、二人の息子と一人の娘を迎えに行く時間になった。4歳のオクタヴィアンと、2歳のトルステン、娘はもうすぐ1歳のティタンである。ベランダに到着した三人の子どもたちは、泣き声で空間を埋め尽くし、おもちゃの棚を空っぽにする。そんな喧噪のなか、シモーヌ・コリンズはまた妊娠したと口をすべらせた。 子育て費用がとくに米国では高くつくと、彼らに意見などしてはしてはいけない。「犠牲は必要です」と、マルコムは言う。「たしかにシモーヌと私は、マンハッタンに住んで、望む数の子供を持つ余裕はありません」 彼らは少なくとも7人の子供を望んでいる。 しかし夫婦には不妊症の問題がある。彼らは体外受精をおこない、いまでも30個ほどの卵子を凍結保存している。米国ではめったに保険の対象にはならない、苦しく高額なこの処置に、彼らは1回に2万ドル(約290万円)を費やしている。 「不妊との戦いでは

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  • 金髪ロシア女性の「ヴァージンヘア」を密売して稼ぎまくった僕のちょっとアブない過去 | ド素人が“ロシア髪ビジネス”のキングになるまで

    「詐欺師の天国」だったキエフ ニューヨークの排他的な「ロシアンヘア」業界の大物プレーヤーになるなんて……。それは夢見たことなど一度もないキャリアだった。 その世界では、年若いロシア人女性の頭皮から調達したシルクのようなブロンドヘアで作ったウィッグやエクステが、上流階級の一部で「ヘアの中のゴールド」として珍重されていた。この私がそんなエクスクルーシブな業界の大物になるなんて……。 自分はもっと高尚な仕事をする運命にある。ずっとそう思っていた。 私はコロンビア大学を卒業し、東欧でジャーナリストの道を歩み始めた。一時期はロシア版「プレイボーイ」誌の編集長を務めたこともある。その後、人気ファッション誌「B.East」の編集者兼発行人として10年近くを過ごした。 ところが、2010年の金融危機で雑誌がつぶれ、私はウクライナの崩れかけた首都キエフで無一文の行き詰まりに陥った。 そもそもキエフに移住した

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  • 安倍元首相銃撃は数十年にわたり「蓄積された悲劇」の果てに起きた | 米記者が見た自民党と旧統一教会の“偽善”

    安倍晋三は人生最後の日の朝、奈良にいた。 五重塔で知られる古寺と、神の使いの鹿で有名なこの地方都市にやってきた目的はいかにも事務的で、市内の主要駅に面した街路の広い交差点で、地元選出の国会議員の再選を訴える応援演説をするためだった。 安倍は2年前に首相を辞任していたが、日の歴代首相で最長の在任記録を持つ彼の名前には非常に大きな重みがあった。その日は2022年7月8日だった。 詰めかけた群衆が撮影した写真を見ると、後ろになでつけられた髪、チャコールの眉、気さくな笑みで安倍人とすぐ認識できる男性が午前11時30分頃、急ごしらえの演壇に上がり、片手でマイクを握る姿がうつっている。 その周囲を自民党支持者の集団が取り巻いていたが、安倍の後方に立つ男に気づく者は誰もいなかった。グレーのポロシャツにカーゴパンツ姿で、黒いストラップを肩にかけていた。男は他の群衆が拍手を送るなか、ただ立ち尽くしていた

    安倍元首相銃撃は数十年にわたり「蓄積された悲劇」の果てに起きた | 米記者が見た自民党と旧統一教会の“偽善”
  • 日本生まれの「ジャズ喫茶」が、この時代に世界中へ広まっているワケ | 北アイルランドの写真家が世界へ発信

    の街から「ジャズ喫茶」が減り続けている一方、昔懐かしいこの文化海外でムーブメントになっているという。その火付け役となっている「ジャズ喫茶愛好家」たちの活動を、香港紙「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト」が報じた。 衰退するカルチャー あなたが最後に音楽を聴いたのはいつだろうか? ブルートゥースのスピーカーでローファイな「フォーカス・ビート」を流したり、朝の通勤時にスマホをスワイプしながら接続の悪いイヤホンに苛ついたりするのではなく、当の意味で「音楽に耳を傾けた」のはいつだろう? 音楽がコモディティ化するなか、音楽を聴くことを目的とした空間やイベントが世界的に増加している。レコードのリバイバルもこれを後押ししているようだ。 だが、回転する黒いディスクから流れる音を恭しく味わうために集まること自体は、さして新しくない。 現在広まっているオーディオに対するフェティシズムは、日の「ジャ

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  • 4億円超の東京のマンションを買い漁り、国外にカネを移す中国人富裕層 | 経済停滞の中国から資金流出が加速

    中国経済の停滞を受け、大手格付け会社ムーディーズが中国の信用格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げた。そんななか、中国富裕層は、資産を安定的に運用するために資金を外国に移している。そんな彼らは日不動産にも積極的に投資しているという。 中国からの資金流出 2023年、3年近く続いたゼロコロナ政策が正式に終わった中国では、人々がようやく外国を行き来できるようになった。それを受け、中国富裕層は資産を少しずつ国外に移している。 彼らは再び行けるようになった東京、ロンドン、ニューヨークで貯蓄を使い、マンションや株式、保険に投資する。日ではマンションを購入し、米国やヨーロッパでは銀行口座に資金を注ぎ込む。欧米では低金利の中国よりも高い利子がつくのだ。 このような資金の国外流出は、中国の抱える不安を示している。パンデミック後の経済の回復は遅れ、多くの家庭において資産の大部分を占め

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  • 諫山創が米紙に語る「ハッピーエンドを諦めるしかなかった」 | 『進撃の巨人』の結末の背景とは

    漫画『進撃の巨人』が連載を終えて2年、TVアニメ版もついに最終話が放送された。世界的に人気の高い同作の完結を受けて、米紙「ニューヨーク・タイムズ」が、原作者の諫山創にインタビューした。 「世界で最も需要の多い作品」だった アニメ『進撃の巨人』の最終話がクランチロールとフールーで配信され、2013年に放送が始まった大作がついに終わりを迎えた。 日では11月4日に最終回が放送された 2009年から2021年まで連載された原作漫画同様、TVアニメ版はたちまちヒットとなり、現代アニメの一時代を画すシリーズのひとつとなった。スピンオフ作品や実写版、ゲーム、それから『スパイダーマン』や『アベンジャーズ』といったタイトルとのコラボ漫画まで出た。 Season 4にあたるThe Final Seasonが2020年に放送開始して以降、『進撃の巨人』はインターネット上で最も多く見られたシリーズとなった。放

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  • 「巨大ヴァギナのエネルギー」中世の城に刻まれた“股を大開脚した女性像”の謎 | 大きな女性器を手で広げて見せる理由

    中世の城や教会には、女性が裸でしゃがみ込み、大胆にヴァギナを広げて見せている彫像がよく見られる。「シーラ・ナ・ギグ」と呼ばれる女性像だが、その起源は謎のまま。誇張された外陰部は、肉欲をいさめるため? 悪魔祓い? 多産の象徴? 一度見たら忘れられない「ビッグ・ヴァギナ・エナジー」の謎に迫る。 輝かしく神秘的な「シーラ・ナ・ギグ」 裸でしゃがみ込み、ときに笑顔を浮かべて、大きなヴァギナを広げてみせる女性たち──。 堅苦しい19世紀のヴィクトリア時代、聖職者らが石に刻まれたその姿を隠したり、破壊したりしようとしたのも不思議はない。この輝かしく神秘的な「シーラ・ナ・ギグ」を。 中世の教会や城、ときに門柱にすら掲げられているこれらの女性像は、アイルランドやイギリス、欧州大陸部の広範囲で見ることができる。起源は11世紀にさかのぼるとされ、これまでにイギリス諸島で確認されているうちで最古の例は12世紀、

    「巨大ヴァギナのエネルギー」中世の城に刻まれた“股を大開脚した女性像”の謎 | 大きな女性器を手で広げて見せる理由
  • 小さな森、猛スピードで成長中!─日本人研究者の森づくりに世界が驚いた | ヒントは日本の寺社の森に

    自然の森が成熟するまでには、少なくとも100年を要するという。だが、その「小さな森」は通常の森の10倍ものスピードで生育する──。2021年に亡くなった日人研究者、宮脇昭が編み出した「宮脇式」森づくりが世界中に広がっている。 米マサチューセッツ州ケンブリッジ──かつてのゴミ捨て場の上に、その小さな森はある。生まれて2年にも満たない赤ちゃんだが、その森は少し、年上のように見える。 そこでは、ポプラの木は通常の2倍の速さで育ち、ウルシやユリノキもそれに追いつこうと頑張っている。雨水を流出することなく吸収し、雑草を抑え、昨年の干ばつにもめげずに森は生い茂っていった。バスケットボールコート1面分ほどの面積に1400の若木が自生するこの森で、こうしたことが可能なのは、その肥沃な土壌と木々の密度に秘密がある。 この森は、世界中の高速道路の路肩や駐車場、校庭、ゴミ捨て場を森に変容させる一大ムーブメン

    小さな森、猛スピードで成長中!─日本人研究者の森づくりに世界が驚いた | ヒントは日本の寺社の森に
  • 「ユダヤ律法」は戦争の掟について何を語っているのか | イスラエル・ハマス戦争はどう解釈される?

    ユダヤ教の律法は、戦争の掟についてどう語っているのか。現代の戦争にも適用できる戒めはあるのか。ユダヤ教のラビが米大手ユダヤメディア「フォワード」で論じる。 この記事は米大手ユダヤ系報道機関「フォワード」で最初に掲載されたものです。フォワードの無料ニュースレター登録はこちら。 イスラエルとハマスの戦争が激化するなかで、イスラエルによる軍事行動の激烈さがずいぶんと物議を醸している。イスラエルは戦時国際法に従っているのか、あるいは反しているのかも議論されている。 そうした法体系に加え、ユダヤ律法も語るべきことがたくさんある。戦争はいつ許されるのか。戦争の文脈でどんな行動が認められ、あるいは禁じられるのか。生きるか死ぬかの瀬戸際だとしても、どんな基準が守られねばならないのか──。 だが、ユダヤ律法は自己矛盾してもいる。以下で見るように、ユダヤ律法はタカ派もハト派も失望させるだろう。しかしその際、わ

    「ユダヤ律法」は戦争の掟について何を語っているのか | イスラエル・ハマス戦争はどう解釈される?
  • 家賃収入「月200万円」の外国人も…日本の空き家は“夢を叶える投資物件” | 「母国ではこんなに安く買えない」

    国内に800万戸あると言われる空き家が、外国人に人気だ。日の伝統や文化を楽しむだけでなく、投資物件として購入し、多くの利益を得る人もいるという。海外バイヤーや不動産関係者に盛り上がる「日の空き家市場」について聞いた、香港紙のレポートを紹介する。 フランスの首都パリ出身のコリーヌ・アギーレ(25)は、8年前に交換留学生として来日したとき、日文化に魅了された。 奈良にある300平方メートルの物件を、わずか490万円で購入できるチャンスがめぐってきたとき、彼女はこう思った──「夢の家」を見つけた。 「空き家の購入」で夢を叶える 2021年にアギーレはこの空き家を購入した。100年前に建てられた家には庭が2つついていたが、住むには大がかりなリフォームが必要だった。アギーレはその費用として900万円を準備したが、これを含めても予算内に収まった。フランスで家を購入する際に必要な金額とは大違いだと

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    nenesan0102
    nenesan0102 2023/10/23
    これ、たしか日本人の借り手が代わりに税金払うハメになってとんでもない問題になってたよね。外国人無責任だし個人的にはやめてほしい。
  • 最低賃金が安い熊本県菊陽町で給与高騰…英紙が見た「台湾TSMC工場」の衝撃 | 止まらない専門人材の流出

    台湾積体電路製造(TSMC)の工場建設が日で始まってから、地元の熊県菊陽町は賃金や地価の高騰、人材不足など、さまざまな問題に直面しているという。世界的な半導体製造企業の進出は、最低賃金が日で4番目に低い熊県の経済をどう変えるのか。現地を取材した英紙は、「菊陽町の変化は、日が抱える課題の縮図だ」と指摘する。 熊県菊陽町で始まった新たな時代を、地元の人々は「TSMCショック」と呼ぶ。 2022年4月、半導体受託製造の世界最大手・台湾積体電路製造(TSMC)が日国内初となる工場の建設を開始した。以来、この小さな町とその経済は劇的に変化しつつある。 吉孝寿・菊陽町長は紙の取材にこう語る。 「TSMCの到来は寝耳に水でした。菊陽町が突然、有名になってしまって、まるで私たちの町が赤ん坊から急に大人になったようです」 「TSMCショック」は日の課題の縮図 半導体の供給をめぐる地政学的

    最低賃金が安い熊本県菊陽町で給与高騰…英紙が見た「台湾TSMC工場」の衝撃 | 止まらない専門人材の流出
  • 中国で「日本のキモノは禁止」法案 進む“脱日本”に国民の反応は? | 過去にもあった“装いの束縛”

    中国で「国家の精神と情緒に悪影響を与える」服装を禁止する法案がネットで公開された。その服装として挙げられたのが日の着物だ。 中国内で大きな論争になっているこのキモノ禁止令が生まれた複雑な背景について、メルボルン大学で歴史学を教えるアントニア・フィネイン教授が解説する。 発端となった「蘇州着物事件2022年、ある若い女性が浴衣を着て、蘇州の景色を背景に写真を撮っていると、警官に声をかけられた。激しい口論の末、彼女は公共の秩序を乱したとして逮捕された。その一部始終は、彼女のスマホで録音されていた。 この「蘇州着物事件」は話題となり、警官の対応の合法性について議論が巻き起こった。 中国で着物を着たことが騒動につながったのはこれが初めてではないし、そして最後でもなかった。新たな騒動は2023年3月、1937年に大日帝国による大虐殺があった場所として知られる南京で起こった。ある観光客が、寺院

    中国で「日本のキモノは禁止」法案 進む“脱日本”に国民の反応は? | 過去にもあった“装いの束縛”
    nenesan0102
    nenesan0102 2023/10/12
    着物が好きなので、着物のコミュニティに入ってるけど、中国と香港で着るのは危険だという呼びかけがあった。政治的なゴタゴタに巻き込まれたくない人は着ない方が無難だなー。怖い。
  • 「世界屈指の赤ちゃん輸出国」 韓国の養子縁組事業の知られざる実態 | 北朝鮮にも非難された「国ぐるみの事業」

    過去数十年にわたり、韓国は多くの子供たちを養子として海外に送ってきた。いま、養子先の国で成長した彼らが、この国の腐敗した養子縁組制度の実態を明らかにしようと、力を合わせている。米紙「ニューヨーク・タイムズ」が取材した。 亡くなったはずの我が子が現れた ミア・リー・ソレンセンはオランダ人の両親から、自分は韓国にいる実親によって養子に出されたと聞かされていた。養子縁組証明書によれば、彼女は1987年に未熟児として生まれたが、両親は医療費を支払えず、我が子が海外で「幸せ」になることを望んだのだという。 しかし2022年、ソレンセンが韓国で実の両親を発見すると、彼らは娘が生きていることを信じられなかった。両親いわく、母親は出産中に気絶してしまい、目が覚めてから診療所のスタッフに、子供は亡くなったと聞かされていた。 韓国は、国際養子縁組によって海外移住した人が世界一多い国であり、国際養子縁組の総数

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  • 米国で急増する“専業主夫”「仕事を辞めて子供と過ごす日々にまったく後悔はありません」 | 女性の収入増加、男性の意識の変化が影響

    では父親が育児休業を取得しやすいように制度が整備され、育児をする男性が徐々に増えている。一方、米国では有給の育休制度はないものの、家に留まって育児に専念する親のうち、18%を男性が占めるようになっている。その背景には何があるのか、米誌「フォーチュン」が探った。 米国で育児に専念する男性が増えている カート・ウィルが生まれたばかりの我が子の世話をするためにキャリアを中断したのは、42歳のときだった。 当時、彼は米経済メディア企業のダウ・ジョーンズで有期の契約社員として働き、往復4時間近くかけて通勤していた。しかし、彼の給料はベビーシッターを雇う費用と同じ程度だった。 一方、は米メディア大手のタイム・ワーナーで社内弁護士として働いており、「より良いキャリアを築ける見込み」があった。だから、彼が家に留まり、娘と、その2年後に生まれた息子を育てるというのは「とても容易な決断」だったと語る。

    米国で急増する“専業主夫”「仕事を辞めて子供と過ごす日々にまったく後悔はありません」 | 女性の収入増加、男性の意識の変化が影響
    nenesan0102
    nenesan0102 2023/09/11
    “米メディア大手のタイム・ワーナーで社内弁護士” おいおい、これ下手すりゃ収入が億あるレベルじゃないの…。それなら夫が家事しても困らんね。
  • 北条司が仏紙に告白「漫画を書きはじめたのはお金のためでした」 | 傑作『キャッツ・アイ』『シティーハンター』が生まれた背景

    高層ビルが林立する1980年代の東京の中心部──。ネオンが夜の狂騒と裏社会を照らし出し、ときにそれを美しいとさえ錯覚させる。最新のものを追いかけることに陶酔して消費に走る人々が、路地やクラブで裏稼業の世界と交差する。 フランス人が北条司のマンガと聞くと、そんな新宿の風景を思い浮かべる人が少なくない。北条はパリ・ノールヴィルパント展示会場で7月13~16日に開催された日文化の祭典「ジャパン・エキスポ」にゲストとして招待され、フランスを訪れていた。 フランス人に東京のイメージを植え付けた 代表作の『キャッツ・アイ』(1981‐85年)と『シティーハンター』(1985‐91年)で描かれた都会の風景が、フランス人の思い描く東京のイメージに大きな影響を与えている。フランスでは80~90年代、この2作品のアニメ版が、子供向けテレビ番組「クラブ・ドロテ」で放送された(その際、『シティーハンター』の冴羽

    北条司が仏紙に告白「漫画を書きはじめたのはお金のためでした」 | 傑作『キャッツ・アイ』『シティーハンター』が生まれた背景
  • チェルノブイリの元“清掃員”「原発の内部は奇妙なほど美しかったが…」 | 放射能の恐怖とソ連の闇を語る

    チェルノブイリの原子炉の前に立つ除染作業員 Photo: Igor Kostin / Sygma via Getty Images 1986年4月26日にウクライナ北部のチェルノブイリ原子力発電所で起きた爆発事故は、周辺地域に甚大な被害をもたらした。この未曾有の人災を大事にしたくなかったソ連政府は事故後、兵士や一般市民を強制的に招集し、瓦礫の撤去や除染の作業に当たらせる。 米HBOの新作ドラマ『チェルノブイリ』の放送によって再び事故が注目を集めるなか、元清掃員のマイケル・フィシュキン氏が「未知の恐怖」と闘った自身の体験をイスラエル紙に語った。

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