自分の平熱を知っていますか? 健康的な人の平熱は36.5~37.1度。 実は今、36度以下という「低体温」の人が増えているとか。「低体温」は免疫細胞と大きなかかわりがあり、放置するとさまざまな病気やがんまでも発症してしまうことがあるそうです。 今回は「体温を上げると健康になる」の著者、アンチエイジング専門医の齊藤真嗣先生(徳真会クオーツタワー)に、健康になり、さらにがん予防までできる”低体温克服法”を伺いました。 体温が下がると免疫力は低下する 低体温がなぜよくないとされるのでしょうか。 体温が上がると血液の流れがよくなり免疫力が高まります。 血液は私たちの体を構成する約60兆個もの細胞に栄養と酸素を送り届け、かわりに老廃物を持ち帰る働きをしています。その血液の中に、免疫機能を持った白血球が存在し、その白血球が体の中をめぐることで、体の中の異物をパトロールしているのです。 つまり体温が下が
近年、平熱が36℃以下という「低体温」の人が増えています。極度なダイエット、ストレスや老化などが原因で、熱の産生と放散のバランスが崩れたことによるものです。そのまま放っておくと様々な病気を発症し、突然死の原因にもなりかねません。今回は、低体温症とその改善方法をご紹介いたします。 ◆◇低体温症とは? 低体温症とは、深部体温が35℃以下の状態を指し、32〜35℃を軽症、28〜32℃を中等症、20〜28℃を重症と分類されます。また、深部体温とは、体の表面や指などの体温とは異なり、脳や心臓など生命を維持している臓器の温度を指します。通常の深部体温は、肝臓38.5℃、直腸38.0℃、舌下37.0℃です。 ◆◇なぜ低体温症が起こる? 体の表面と深部に体温センサーのはたらきをしている神経があります。そのセンサーが感知した体の外部温度と筋肉や肝臓などの臓器の温度をもとに、脳の視床下部(体温調節中枢)が体温
【今週の相談】 「低体温」は、どうすれば改善できますか? (社会科学部4年 女性) 保健センター戸山分室 保健師 藤尾 法子 (ふじお・ のりこ) 健康的な人の平熱は36.5 ~37.1℃といわれ、一般的に36℃以下は「低体温」と呼ばれています。「低体温」になると血流が悪くなるため、免疫力が低下し、ウイルスや細菌に負け、病気になりやすくなってしまいます。 免疫力を高めて健康を維持するためにも、まずは自分の平熱を知り、低体温の場合は改善策を試してみましょう。 自分の平熱を知るには、3 ~4日間、朝・昼・夜の体温を測って平均値を出す必要があります。 低体温は、明らかな病的原因がない場合、体を冷やさずに温める生活をすることで改善されます。 ●入浴…1日1回はお風呂に入って体温を上げます。大切なのは、毎日続けることです。シャワーではなく、必ず湯船に漬かりましょう。5分でも10分でも構いません。 ●
【今週の相談】 「低体温」は、どうすれば改善できますか? (社会科学部4年 女性) 保健センター戸山分室 保健師 藤尾 法子 (ふじお・ のりこ) 健康的な人の平熱は36.5 ~37.1℃といわれ、一般的に36℃以下は「低体温」と呼ばれています。「低体温」になると血流が悪くなるため、免疫力が低下し、ウイルスや細菌に負け、病気になりやすくなってしまいます。 免疫力を高めて健康を維持するためにも、まずは自分の平熱を知り、低体温の場合は改善策を試してみましょう。 自分の平熱を知るには、3 ~4日間、朝・昼・夜の体温を測って平均値を出す必要があります。 低体温は、明らかな病的原因がない場合、体を冷やさずに温める生活をすることで改善されます。 ●入浴…1日1回はお風呂に入って体温を上げます。大切なのは、毎日続けることです。シャワーではなく、必ず湯船に漬かりましょう。5分でも10分でも構いません。 ●
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