コピーライター、CMプランナーとして 電通で24年間勤務したのち、2016年に退職。 ツイッター(@hironobutnk)を通じて 多くのファンを獲得し、 「ひろのぶ党」の党首と呼ばれることも。 2019年、初の著書となる 『読みたいことを、書けばいい。』を上梓。 自称・青年失業家。 古賀 ぼくも、質問いいですか? 田中 ぜひ、お願いします。 古賀 若いときって、 記名じゃない記事を書くことがありますよね。 客観の事実だけを列挙していく商品やお店の紹介、 あるいは誰かの対談をまとめる記事。 田中 はい。 古賀 「事象と心象が交わる随筆」とはちょっと違う、 元ネタをそれ以上いじったりできないタイプの原稿、 泰延さんならそれをどう面白くしますか? 田中 僕がもし若いライターだとして、 青山の小洒落たフレンチレストランの記事を書け、 ごちゃごちゃ要らないことは書かなくていいから、 という依頼が