【ワシントン古本陽荘】トランプ米大統領の一般教書演説に対する野党・民主党の反対討論演説は、昨年11月の中間選挙の南部ジョージア州知事選で惜敗したステイシー・エイブラムス氏(45)が地元の同州アトランタから行った。 トランプ氏がメキシコとの「国境の壁」建設にこだわり連邦政府を一部閉鎖に追い込んだことについて「大統領によって操作された曲芸だ」と批判。そのうえで「連邦政府職員の生活を政治ゲームの担保にするとは恥知らずだ」と訴えた。 また、「民主党は効果的に国境や港の警備を強化する準備ができている」と述べたうえで「米国は壁ではなく、移民によって強くなる」とも強調して、壁にこだわるトランプ氏を批判した。エイブラムス氏は黒人の女性で、民主党の多様性を象徴する存在として、次期上院議員選などへの出馬が取りざたされている。
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