データから見えてくる「やっぱり自民党は終わっていた」 森裕城氏(同志社大学法学部准教授) マル激トーク・オン・ディマンド 第331回 自民党の参院選地すべり的敗北で、安倍首相の責任を問う声が強まっている。小泉構造改革の影響で、自民党の伝統的地盤だった地方・農村・利益団体票が離反する一方で、安倍政権が年金や相次ぐスキャンダルのハンドリングに失敗したことで、小泉時代に新たに獲得した都市無党派層からは見放されたことが、今回のような歴史的大敗を招いたというのが、大方の評価となっているようだ。 しかし、計量政治学が専門の森裕城同志社大学准教授は、選挙データを分析すると、その説明は半分しか当たっていない可能性が高いという。 確かに今回の選挙では、05年の郵政選挙で小泉自民党を支持した都市無党派層票の大半が民主党に流れた。そのことは、首都圏、愛知、大阪などの3・5人区で自民党が辛うじて一議席を死守してい
そして殺人者は野に放たれる (新潮文庫) 作者: 日垣隆出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/10/30メディア: 文庫購入: 13人 クリック: 178回この商品を含むブログ (118件) を見る 私は、司法精神医学について専門家を自称できる人間ではありません。なにしろ本書でもたびたび名前の挙がる、精神鑑定の権威・小田晋氏の研究室に在籍した過去があるとはいえ、自分が中心となってかかわった精神鑑定例はわずか一例しかないのです。だからこの解説を書くために、関連書籍や論文をいくつも読みました。そして、精神障害犯罪者に関する議論の難しさに、あらためて驚かされました。 そもそも法学と医学とは、その背景となる思想からしてまったく異質な学問です。簡単に言えば「判決」は常に結論であり、事実と同じ重みを持ちます。しかし医学的な「診断」は、常に治療と予防のための一時的な仮説でしかありえず、それゆえ常
保守思想は、国家主義と自由主義の圧力から伝統的価値観を墨守する中道である。仏教、神道に立脚した脱近代を志向する時期がきている。個人益ブログ、メモ帳です。 冷戦崩壊前後以降の日本の政治を混乱させた人間に、小沢一郎が居る。自民党最大派閥経世会(田中派)のドン金丸信の寵愛を欲しいままにした男である。小沢一郎が旋風を引き起こした90年代前半の実績を中心に追いかけてみたい。 嘗て、小沢一郎は、金丸信と共に、日米構造協議に同意して、日本経済を米国に売り飛ばした。米国からの年次改革要望書は、これによって誕生している。苛烈な自由主義政策推進者である小沢一郎は、「米国への市場開放(竹下政権小沢一郎官房長官の通信協定が有名)」を行い、見返りの献金やリベートを集め、それをばらまく事で集票・組織を作ってきた、と言われている。米国と小沢一郎の癒着(それと、小沢一郎の作った政党交付金制度)が、日本の金権政治の腐敗を
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