4月23日追記 本エントリーで、木下豊房氏の文章を引用させていただいたが、その引用文について木下氏から一部訂正があるとのコメントをいただいた。訂正箇所は、亀山郁夫氏の訳文の箇所で、「なぜならそれは神の愛の姿であり」は引用の誤記であり、実際の亀山訳は「なぜならそれは神の愛の似姿であり」になっているとのことである。(下線は管理人による) 木下氏のサイトにおける文章はすでに訂正されているので、本エントリーでも引用文を差し替えさせていただいた。 先日、木下豊房氏のサイトで「亀山訳引用の落とし穴」という一文を読んだ。佐藤優氏は大分前から文芸雑誌「文学界」に「ドストエフスキーの預言」というエッセイを連載していたようである。そういえばどこかでそんな話を聞いたような気もするが、どうやら相変わらずあやしげなことを書いているらしい。「あやしげなこと」などと言うのはいかにも言葉が過ぎるようだが、しかしもうそうと