ブックマーク / sumita-m.hatenadiary.com (163)

  • 「近世後期の訓読」 - Living, Loving, Thinking, Again

    「漢文」に関して、 「漢詩のかっこよさ」*1。以前にもちょこっと考えたことがあるのですが*2、漢文の魅力っていうんでしょうか。一言でいうと、〈ぶっ壊れ〉感というんでしょうか。中国語としても日語としてもぶっ壊れているという感じ。 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20131118/1384793683 と書いたことがあったのだが、それと関連して(?)齋藤希史『漢文脈と近代日』*3から少しメモ; 訓読と一口に言っても、時代によって大きな変化があるのです。おおざっぱに言えば、山陽*4の時代、すなわち近世後期の訓読は、それ以前の訓読に比べて、漢語を和語に置き換えずに字音でそのまま読む傾向が強くなり、また、副詞や動詞への送り仮名の付け方も定型化して、読み上げられたものを耳にすると、日常の言語とは違う一種の人工的な言語であるかのような響きが強くなっていました。それは基

    「近世後期の訓読」 - Living, Loving, Thinking, Again
    nessko
    nessko 2015/04/30
    >漢語を和語に置き換えずに字音でそのまま読む傾向が強くなり、また、副詞や動詞への送り仮名の付け方も定型化して、日常の言語とは違う一種の人工的な言語であるかのような響きが強くなっていました。(齋藤希史)
  • 或る信者の死 - Living, Loving, Thinking, Again

    『毎日』の記事; 訃報:佐藤勝巳さん84歳=救う会元会長 毎日新聞 2013年12月07日 19時12分(最終更新 12月07日 19時35分) 佐藤勝巳さん84歳(さとう・かつみ=北朝鮮に拉致された日人を救出するための全国協議会<救う会>元会長)2日、肺炎のため死去。葬儀は近親者で営んだ。後日お別れの会を開く予定。喪主は長男力(ちから)さん。 現代コリア研究所所長として、朝鮮半島情勢を論評。拉致被害者家族を支援するため1998年に発足した「救う会」の会長を2008年まで務めた。 http://mainichi.jp/select/news/20131208k0000m060021000c.html この記事から、北朝鮮信者だった佐藤氏の人生の前半は見えてこない。その後は一転して反北朝鮮の立場に転じたわけだが、氏にとって、北朝鮮は信仰の対象や憎悪の対象であったことはあっても、たんに客観的

    或る信者の死 - Living, Loving, Thinking, Again
    nessko
    nessko 2013/12/10
    粛清された張成沢だが、「この張成沢ってアントニオ猪木がコネクションを持っていた人物だよね」 あ! そうだったんだ。
  • SM擁護宣言(李銀河)  - Living, Loving, Thinking, Again

    李銀河「我的下一個目標:在中国為虐恋正名」http://blog.sina.com.cn/s/blog_473d53360102fa0z.html 李銀河老師によるSM(「虐恋」)擁護宣言。曰く、 由于人和众多同性恋平权运动积极分子的努力,同性恋在中国已经基被正名了。我把下一个目标确定为在中国为虐恋正名。作为性研究者,我责无旁贷。また、幻の自作SM小説集の序文を附す。 なお、李銀河老師には『虐恋亜文化』という著書あり*1。 *1:See http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20091208/1260239153

    SM擁護宣言(李銀河)  - Living, Loving, Thinking, Again
    nessko
    nessko 2013/12/04
    SM(「虐恋」) # 中国語では虐恋というのね、かんじでてる、いい!
  • 毛毛倫敦 - Living, Loving, Thinking, Again

    承前*1 英国では毛沢東主義者が再び注目されている。 Lucy Townsend “How common were Maoist groups in 1970s Britain?” http://www.bbc.co.uk/news/magazine-25110548 Aravindan Balakrishnanが率いていたWorkers' Institute of Marxism-Leninism-Mao Zedong Thoughtのメンバーは25人だった。 The group was not unusual. There were about 20 Maoist groups active in the UK in the 1970s, says Michel Hockx*2, director of the SOAS China Institute at SOAS, Univers

    毛毛倫敦 - Living, Loving, Thinking, Again
    nessko
    nessko 2013/11/29
    ”Each spilt had its own pope, its divine leader, but they were all trying to colonise the same belief systems”
  • カーゴ・カルトへ? - Living, Loving, Thinking, Again

    Peter Walker and Josh Halliday “'Slave keepers' were members of cultlike political group” http://www.theguardian.com/uk-news/2013/nov/25/london-slaves-cultlike-political-group “London slavery case: Suspects 'former Maoist activists'” http://www.bbc.co.uk/news/uk-england-london-25084830 倫敦で30年間に亙って3人の女性を「奴隷」状態に置いてきたされる夫婦は毛沢東主義グループのメンバーだった。何時の間にか一切の活動から撤退し、人民解放軍が倫敦を「解放」するのをひたすら待ち続けるというカーゴ・カルト*1への途を歩

    カーゴ・カルトへ? - Living, Loving, Thinking, Again
    nessko
    nessko 2013/11/26
    >『ガーディアン』の記事によれば、牛津大学の人類学者Steve Raynerは1979年にBalakrishnanグループを研究した博士論文を提出している。 さらにTVドラマ化もされているようなのだ;
  • みぞれ、しぞふれ、でふれ、いんふれ、すふれ - Living, Loving, Thinking, Again

    大野左紀子「「山太郎お手紙事件」に見るメシア願望」http://d.hatena.ne.jp/ohnosakiko/20131117/p1 山太郎事件*1を巡る興味深いエントリー。 文に言及するのは別の機会に譲るとして、コメント欄。「我無駄無」という方*2が和田秀樹*3の「シゾフレ人間」というコンセプトに言及している*4。 随分以前に和田の『シゾフレ日人』というを立ち読みしたことがあるということを思い出した。20年近く前のだよ。まあ類型化というのは所謂〈大衆社会論〉においてはずっと行われているわけで、立ち読みした時には、態々新語を造らなくても、デヴィッド・リースマンの謂う(「内部指向型」に対する)「他人指向型」という類型でいいじゃんと思った。筒井康隆氏は和田の「シゾフレ」と「メランコ」の類型がダニエル・ブーアスティンの「ジャイロスコープ型」と「アンテナ型」の類型とパラレルである

    みぞれ、しぞふれ、でふれ、いんふれ、すふれ - Living, Loving, Thinking, Again
    nessko
    nessko 2013/11/20
    和田秀樹にコピーライター的才気があればもっとブレイクしたのかな。/私は「メランコ」からフラメンコを連想してしまって、困りましたね。
  • 「ヤンキー」から遠く離れて - Living, Loving, Thinking, Again

    http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20131112/1384222612に対して、 nessko*1 2013/11/12 13:36 「佐久間正英からの提言(前編)」*2を読むと、彼らがいう海外のロックというのは、米英という英語圏のロックで、マーケットとしてはアメリカをイメージしておっしゃっているように受け取れます。 アメリカでは、ロックも音楽スタイルのひとつで、貧乏人がサクセスする手段のひとつですよね。ある意味、治安維持装置のひとつなのではないでしょうか。 英国になると、ちょっと日と似た流れもあったのかもしれない。米国と距離がありますから。ある時期から英国風というか、英国流が出てきて、アメリカものとは別みたいになってしまう。 ある種のヒップホップのマッチョなかっこよさ、というのは、日だと漢詩のかっこよさに通じるな、とは思っています。男向きのスタイルだし、

    nessko
    nessko 2013/11/19
    音楽については、ロックをバカにしていた、しかし洋楽をちゃんと勉強している人、ジャズ圏の人の意見も知りたいですね。なつメロのほうがJPOPより洋楽ぽいことはままあるし。
  • 「こんなものは文学じゃない。これはただの商品だ」 - Living, Loving, Thinking, Again

    先ず『毎日新聞』の記事; <村上春樹>直筆原稿が古書店に大量流出 編集者が無断売却 「ノルウェイの森」などで知られる人気作家、村上春樹さんの直筆原稿が、人に無断で古書店へ大量流出していたことが分かった。10日発売の「文芸春秋」4月号に、村上さんが寄稿して流出を明らかにした。村上さん以外にも、人に無断で直筆原稿が売られている作家はいるとみられ、業界のモラルが問われそうだ。【鈴木英生】 村上さんの寄稿「ある編集者の生と死」などによると、流出したのは米国の作家、スコット・フィッツジェラルドの小説「氷の宮殿」を村上さんが翻訳した原稿73枚など。中央公論社(現中央公論新社)の文芸誌「海」80年12月号に発表されたこの翻訳をはじめ、同誌掲載の原稿が流出した。 中央公論新社が調べたところ、当時の中央公論社は直筆原稿を倉庫で保管していた。ところが、「海」の名物編集者だった故・安原顕さんは、村上さんら担

    「こんなものは文学じゃない。これはただの商品だ」 - Living, Loving, Thinking, Again
    nessko
    nessko 2013/11/07
    村上春樹「ある編集者の生と死――安原顯氏のこと」(『文藝春秋』2006年4月号)について/小林信彦がこの村上春樹の文章を読んだ上で自分の体験を書いている:「品性を欠いた話」(『昭和が遠くなって』文藝春秋)
  • 国難或いは藝術と工藝など - Living, Loving, Thinking, Again

    承前*1 『東京新聞』の記事; 大英博物館で春画展 巡回、日では拒否 2013年10月2日 夕刊 【ロンドン=石川保典】ロンドンの大英博物館で三日から、男女の性愛を描いた日の春画の大規模な展示会が始まる。巡回展が日でも企画されているが、博物館、美術館からは軒並み断られ、開催が危ぶまれている。 展示会は日英交流四百年を記念。葛飾北斎や喜多川歌麿をはじめとした浮世絵師の約百七十点を展示、春画の歴史からピカソやロートレックなど欧州の芸術家に与えた影響までひもとく。作品は大英コレクションのほか、日米、欧州から集めた。 展示会は、ロンドン大や立命館大、大英などが四年前からプロジェクトチームを組んで研究してきた成果。大英のティモシー・クラーク日部門代表は「西欧では性的に露骨なアートは禁じられてきた。この春画展は、わいせつとアートの関係を観客に考えさせるだろう」と話す。 出品作品の選定にあたった

    国難或いは藝術と工藝など - Living, Loving, Thinking, Again
    nessko
    nessko 2013/10/05
    >藝術と猥褻なポルノグラフィという区分は西洋的な概念である(The division between art and obscene pornography is a Western conception)」 これは寧ろ「西洋的(Western)」というよりは近代的(modern)というべきかも知れぬ。
  • 色々とテーマはある - Living, Loving, Thinking, Again

    シャブでぱくられた有名人というと、最近では、例えば原田宗典*1とか岡崎聡子とか*2。 『日経』(共同通信)の記事; 立教大教授を覚醒剤使用容疑で逮捕 厚生局 2013/10/3 2:00 覚醒剤を使ったとして、厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部が立教大社会学部教授の江上渉容疑者(55)=東京都三鷹市=を覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕していたことが2日、関係者への取材で分かった。 逮捕容疑は9月中旬、東京都内で覚醒剤を使用した疑い。関係者によると、2011年秋ごろから使用していたとみられる。 麻薬取締部は9月中旬、同法違反容疑で江上容疑者の自宅などを家宅捜索。大学内での使用や大学関係者の関与はないとみられ、同部が入手経路などを詳しく捜査している。 立教大のホームページなどによると、江上容疑者は04年に立教大教授に就任。研究テーマは都市社会学と地域社会学。〔共同〕 http://www

    色々とテーマはある - Living, Loving, Thinking, Again
    nessko
    nessko 2013/10/03
    江上渉容疑者(55)>立教大教授を覚醒剤使用容疑で逮捕 厚生局
  • Ian Buruma on 春画 - Living, Loving, Thinking, Again

    Ian Buruma*1 “The joy of art: why Japan embraced sex with a passion” http://www.theguardian.com/artanddesign/2013/sep/27/joy-art-japan-sex-passion 10月3日から始まる大英博物館の日春画展、Shunga: Sex and Pleasure in Japanese Art*2に因んでの寄稿。 Buruma氏の主張は、日は「エロティック・アート」が「主流」であり得た唯一の文化伝統だということである。それは何故? Buruma氏は、その原因を、古代的な「生殖力信仰(fertility cults)」が抑圧されずに「神道」のコアとして保存されていることに求める; The question is why were Japanese – compared

    Ian Buruma on 春画 - Living, Loving, Thinking, Again
    nessko
    nessko 2013/09/30
    >英語でwet sceneと言って通じるだろうか。wet dreamといえば夢精のことだけれども。/中国では、春画は <濡れ場> だから火除けにもなっている。
  • わかっている奴にはわかっっていた? - Living, Loving, Thinking, Again

    『朝日』の記事; 匿名ブログで「復興は不要」 経産省官僚、身元ばれ閉鎖 復興は不要だと正論を言わない政治家は死ねばいい――。2年前、匿名ブログに書き込まれた一文が、ここ数日、インターネット上に広まり、騒ぎになっている。閲覧者らが身元を割り出し、筆者が経済産業省のキャリア男性官僚(51)であることがばれたためだ。事態をつかんだ経産省も「遺憾であり、速やかに対応する」として、処分を検討し始めた。 この男性は経産省の課長などを務め、今年6月から外郭団体に出向している。復興に関わる部署ではないという。ブログでは匿名だったが、過激な書き込みが目立ち、仕事にかかわる記述から閲覧者らが身元を割り出したとみられる。24日午後から、実名や肩書がネット上にさらされた。 「復興は不要だ」との書き込みは、2011年9月のもの。被災地が「もともと過疎地」だというのが根拠だ。今年8月には、高齢者に対して「早く死ねよ」

    わかっている奴にはわかっっていた? - Living, Loving, Thinking, Again
    nessko
    nessko 2013/09/27
    2ちゃんねるに暴言書き込んで憂さ晴らししてる官僚はいそうだし、いてもおかしくない、くらいにしか思わないから。
  • オナニー(by 会田誠) - Living, Loving, Thinking, Again

    会田誠については一度だけ言及していた*1。 会田の「「色ざんげ」が書けなくて(その二)」という文章(『星星峡』187、pp.70-73)から(長文ではあるが)メモ; 「セックス」とは男にとって、「男になることを自らに強要する行為」です。ボーヴォワールの有名な言葉に「人は女に生まれるのではない、女になるのだ」というのがあります。その詳しい意味や主張は分かりませんが、僕は初めてそれを聞いた時、「男だって人生のある時期、社会によって無理やり”男になれ”と強要されるのになあ……」と体験的に思ってしまいました。 「お姉さんが教えてあ・げ・る 」とか「男をい物にするカマキリ女」みたいな例外もあるでしょうが、やはりセックスとは一般的には、男側がイニシアティブを取って能動的に相手をリードしなければ何も始まらないもの。つまり人間の男女には能動/受動という力関係におけるアンバランスさがあらかじめ存在していま

    オナニー(by 会田誠) - Living, Loving, Thinking, Again
    nessko
    nessko 2013/08/06
    男性器は、当の男性にとって、自分の一部なのに他者のようなところがあるのだとは思いますよ。/会田誠はフェミ俗説をなぞる形で男を語ろうとしているようで、なんでそうなるのかな、と。周りにフェミが多いの?
  • 信者数? - Living, Loving, Thinking, Again

    「幸福の科学」*1の信者数を巡る議論。 幸福実現党なんだが 各地で候補者を立てていて、泡沫候補に終わっていましたよね。香川県でも立候補していたんですよ。四国新聞のサイトより。 http://shikoku-np.dev.election.newsmart.jp/ 幸福実現党の候補は最下位で、得票数が5,932。おそらく、投票したのはほとんどが幸福の科学の信者ではないかと思われ、すると、香川県内にはあの得票数と同じくらいの人数の信者がいるということになるんでしょうか。 他県はよくわからないのですが、香川県では毎回、女性の候補者を立てていますね。女性の信者が多いのだろうか? http://d.hatena.ne.jp/nessko/20130722/p1 これに対して; gureneko*2 2013/07/22 18:27 元信者で現在アンチを続けている方の情報(http://antikku

    nessko
    nessko 2013/07/31
    >公称の信者数ということだと、文化庁の『宗教年鑑』の最新版を見ればいいと思いますよ。勿論額面通り信じることはできないですけど。
  • 或るご近所の話 - Living, Loving, Thinking, Again

    Andy Walker “1913: When Hitler, Trotsky, Tito, Freud and Stalin all lived in the same place” http://www.bbc.co.uk/news/magazine-21859771 1913年にアドルフ・ヒトラー、レフ・トロツキー、ヨシフ・スターリン、ジグムント・フロイト*1、チトー(後のユーゴスラヴィア大統領)がウィーン中央部の半径2マイルのご近所に住んでいたという話。何だか山田風太郎的状況だが、誰か映画化する人はいないのか。この中で直接言葉を交わしていたことが確実なのはトロツキーとスターリン。何しろスターリンがウィーンにやってきた目的のひとつはトロツキーと会うことだったからだ。ただトロツキーとヒトラーは同じカフェに出入りしていたので、何か話をした可能性はある。 思想史においてご近所とか町内という

    或るご近所の話 - Living, Loving, Thinking, Again
    nessko
    nessko 2013/04/18
    >1913年にアドルフ・ヒトラー、レフ・トロツキー、ヨシフ・スターリン、ジグムント・フロイト、チトー(後のユーゴスラヴィア大統領)がウィーン中央部の半径2マイルのご近所に住んでいたという話。
  • 出生率の減らし方など - Living, Loving, Thinking, Again

    「なぜ、アジアで極端な少子化が進むのか」http://globe.asahi.com/feature/100125/04_2.html エマニュエル・トッド氏へのインタヴュー。 曰く、 私には4人子どもがいるが、3歳から無料で通える保育学校など、子育てを社会が支える仕組みが整備されていなければ、こんなに子どもをつくらなかっただろう。こうした育児の社会化もフランス的な個人主義が背景にある。 一方、子どもへの思い入れが強い直系家族の国では、早い時期から子育ての多くを社会に委ねることに抵抗感を持つ人も多いだろう。 因みにトッド氏は日に対して「核武装」を勧めたことがある「ドゴール主義」者である*1。 氏は〈家族還元主義〉で有名であるが、ここでも家族構造について、 ――フランスをはじめ欧米では、結婚していないカップルから生まれる子どもが相当の割合を占め、出生率を押し上げています。アジア諸国では婚外

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    nessko
    nessko 2013/04/09
    >ところで、当時の日本人は闇雲にセックスしていたわけではなかったのだ; 橋本玉泉「終戦直後の「避妊薬」ブーム」http://www.menscyzo.com/2009/09/post_314.htm
  • みどりたち - Living, Loving, Thinking, Again

    昨年末のものではあるが、 亀井静香がみどりの風に合流したとニュースで知り、そういえば緑の党というのがあったのではなかったかと検索してみると、あった。先の衆院選には候補者を出していなかったが、来夏の参院選には出るようだ。 緑の党(http://greens.gr.jp/) みどりの風(http://mikaze.jp/) それにしても、まぎらわしい名前。漢字の「緑」と、ひらがな表記の「みどり」では、見た目の字面はずいぶん異なるが、読みの音が同じだし、まあ党と風がぜんぜんちがうから、いいのかな。 http://d.hatena.ne.jp/nessko/20121230/p1 また、 緑の党(Green Party)http://www.greenparty.gr.jp/ 先に紹介したところは英語名が Greens Japan なんで、ちがってるんです。どうしてこうなった? 「緑の党(Gree

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    nessko
    nessko 2013/04/09
    >英訳すればThe Greens、そこには「党」を表す言葉(Partei)は入っていない。ここでは詳しく論じられないけど、「党」が入っていないことの政治思想史的な意味は大きいのだと思う。
  • 「ヤンキー」から在特会へ? - Living, Loving, Thinking, Again

    http://blog.goo.ne.jp/konotawake/e/4e08cffb562508f453a18eb42dcd0a4f 「排外・人種侮蔑デモに抗議する国会集会」(参議院会館)での安田浩一氏と鈴木邦男氏の発言。安田氏の方は、主語を「在特会」*1から北朝鮮に替えてもそのまま意味が通じてしまいそうなところが興味深い。 ところで、在特会の勃興或いは「在特会」的なものの蔓延というのは「ヤンキー」の衰退と関係があるかも知れない*2。「ヤンキー」の勝利を嘆いている方もいるようだが*3、「在特会」というのが寧ろ「ヤンキー」敗北の効果だとしたら? 1960年から70年代にかけて、「ヤンキー」*4は〈チョーセン〉と戦争状態にあった。それは映画『パッチギ!』*5にも描かれている通り。まあ国士舘との抗争とかを除けばマス・メディアが報じることはなかったが、70年代に中学生や高校生だった人ならば、ふに

    「ヤンキー」から在特会へ? - Living, Loving, Thinking, Again
    nessko
    nessko 2013/03/25
    >「在特会」というのが寧ろ「ヤンキー」敗北の効果だとしたら?
  • 日本のエリツィン? - Living, Loving, Thinking, Again

    久しぶりに斎藤貴男『バブルの復讐 精神の瓦礫』(講談社文庫、2003)を捲ってみた。その中に、「弘兼憲史 ある流行漫画家の変転」という章あり(pp.225-249)。1990年から『ミスターマガジン』(講談社)に連載された若手二世政治家を主人公にした『加治隆介の議』について、「若手政治家や政治部記者たちに綿密な取材を重ね、満を持してこの作品を世に問うたと言う弘兼氏が隆介に託した政治理念は、新保守主義を掲げる小沢一郎氏のそれに酷似している」。「人気に着目した永田町の住人たちに請われ、弘兼氏は小沢新党(後の新進党)の党名決定委員会や同党の新人選考委員に選ばれもした」(p.236)。 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20130321/1363830350 nessko*12013/03/21 12:49 >『加治隆介の議』 モデルは中川昭一だったそうですね。(マンガ

    日本のエリツィン? - Living, Loving, Thinking, Again
    nessko
    nessko 2013/03/22
    弘兼をはじめ一部マスコミ界隈で中川昭一に好感を持っていた人がいたようだ、というのが、たとえば林真理子のエッセイからうかがえる。政治手腕を評価してというより実際に会った時の人物印象が良いようだ。
  • 「龍美術館」がすごいこと - Living, Loving, Thinking, Again

    昨年12月に開館した「龍美術館(Long Museum)」*1へ行ってきた。 龍美術館は上海における「最初のプライヴェート・コレクションに基づく美術館」で、上海の富豪、劉益謙・王薇夫のコレクションを展示したもの。 劉益謙について、TimeOut Shanghai (March 2013)の記事曰く、 Leaving school at fourteen, Liu spent his early years driving taxis and selling bags in Shanghai. He was 27 when he bought his first share in a company near the family bag stall and within a year, 100RMB had turned into 10,000RMB. Now 50, the fathe

    「龍美術館」がすごいこと - Living, Loving, Thinking, Again
    nessko
    nessko 2013/03/11