【ニューヨーク共同】パレスチナの国連代表部は26日、国連での資格を現在の「オブザーバー組織」から「オブザーバー国家」に格上げする国連総会決議の一部修正草案を各加盟国代表部に配布した。 修正案は新たな資格について国連の「非メンバー」であることも明記した。複数の国連外交筋によると、早ければ27日にも提出する方向で調整を進めている。 パレスチナは29日の採決を目指しており、採決されれば賛成多数で採択される見通し。国連外交筋によると、同日はパレスチナ自治政府のアッバス議長が自らニューヨークの国連総会で支持を求め演説する。