R15+ピンク映画の祭典「OP PICTURES+2023」で木村緩菜監督の『安住の地』が上映。木村監督への独占ロング・インタビューでピンク映画へのこだわりや数々の現場での奮闘をうかがった。 取材・文:後藤健児 タイトル写真 木村緩菜監督 2023年11月24日から12月7日まで、東京・テアトル新宿で「OP PICTURES+2023」が開催された。大蔵映画が2015年に始動したプロジェクト「OP PICTURES+」(オーピー ピクチャーズ プラス)は、ピンク映画を幅広い層に届けるため、エロティックな世界観を維持しつつもR15+バージョンとして敷居を低くしたバラエティ豊かな作品を製作。新人の発掘にも力を入れており、成人映画のオリジナル企画を募集する「OP PICTURES新人監督発掘プロジェクト」からは多くの新鋭監督が見いだされていった。今年は小栗はるひ監督、東盛直道監督、木村緩菜監督、