ああ、こりゃほんとに「八〇年代」が終わったんだな、と今、しみじみ思っている。 地下鉄サリン事件から始まった一連のオウム真理教がらみ(とされる、とひとまずまだ言ってはおこう)事件についてはすでにあれこれ山ほど言われているし、これから先も言われるだろう。また、きちんと言われなければ困る。 警察の強制捜査についての違和感、あるいはもっと安易にはメディアの報道姿勢に対する批判というのが、すでにちらほらと出始めている。久米宏が強制捜査初日に「警察国家化は困る」と言ったという報道があったし、僕自身は未確認だが、例によって島森路子がテレビのコメントで同じような趣旨のことを言ったとも聞いた。もっとも、久米は事態が明らかになるにつれてただごとではないのを敏感に察知したらしく、翌日からはガラリとトーンを変えて口ぬぐったのはさすがだが、島森などは警察庁長官銃撃の後でもなおこんなことを平然とぬかしてたというから、
