従来のエージェント記述言語は, エージェントの内部メカニズムの記述を目的としてきた(図1(1)).これはAIが,知的な処理の計算モデルを追求するものであるところからきている.例えばプロダクションシステムや様相論理は,いずれもエージェント内部の計算メカニズムを説明するためのモデルであるが,実世界の応用を記述するには十分でなく,また実装をした際の計算効率が保証されない.このため,膨大な内部処理を必要とするエージェントを実装するのは現実的ではない.今日,エージェント記述言語が使われていない多くの原因は,エージェントの内部メカニズムを説明するための科学的モデルを,そのままエージェントの実装に用いようとしたことにあると思われる. ここで提案するQは,インタラクション設計言語である.エージェントの内部メカニズムの記述を目的としたものではない.エージェント(あるいはエージェント群)に対し,人間(あるいは
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