タグ

ブックマーク / nando.seesaa.net (8)

  • ◆ ミャンマー民主化と中国の影響:  nando ブログ

    人文・社会科学について 単発的な話題を扱うブログです。 (目次はカテゴリごとに記してあります。 疑問点は サイト内検索で。) ミャンマーは、民主化されたにもかかわらず、現状では非民主的だ。それは中国の影響のせいらしい。 ── ミャンマーは、民主化されたにもかかわらず、現状では非民主的だ。 たとえば、ロヒンギャでは迫害が続いており、まったく非民主的だ。 → ロヒンギャの悲劇…男は虐殺、女はレイプされ、村は焼き払われた → ロヒンギャを襲う21世紀最悪の虐殺 | ニューズウィーク こんなことを認めるスー・チーを批判するべきだ、という声もある。特に欧州の人権派の人々がそうだ。 → 【ロヒンギャ危機】集団虐殺でスーチー氏は裁かれるか? → ロヒンギャ問題の対応で、世界がスーチー氏を猛批判。ノーベル平和賞取り消しの動きも しかし、これには違和感がある。ノーベル平和賞を受賞したスー・チーが、こういう状

    netsekai
    netsekai 2018/01/30
  • ◆ トルコのクーデターと独裁者:  nando ブログ

    人文・社会科学について 単発的な話題を扱うブログです。 (目次はカテゴリごとに記してあります。 疑問点は サイト内検索で。) トルコでクーデター未遂が起こったことで、独裁者の独裁体制は高まった。これとフセイン(イラク)を対比する。 ── トルコでクーデター未遂が起こった。このことは、結果的に、独裁者の独裁体制を高めることになった。皮肉なことに。……そこで、歴史的な視点をまじえて、じっくり考えてみる。 そもそも、どうしてクーデターが起こったか? 西欧の人々は「軍人が民主主義を蹂躙(じゅうりん)しようとした」と認識しているようだ。しかしそれは、平和ボケの一種である。 「自国でクーデターが起こるとしたら、軍人が民主主義を蹂躙しようとしたことになる。だから、トルコでもそういうことが起こったのだろう」 と推測するわけだ。しかし、現実は、そうではない。 読売新聞・朝刊 2016-07-18 の記述によ

    netsekai
    netsekai 2016/07/19
  • ◆ イスラム国(ISIS)の本質:  nando ブログ

    人文・社会科学について 単発的な話題を扱うブログです。 (目次はカテゴリごとに記してあります。 疑問点は サイト内検索で。) テロ集団である「イスラム国」(ISIS)とは何か? その質は? 私なりに考えをまとめてみよう。 ( ※ 池上彰の見解と同様だが、いっそう詳しい。) ── ISIS については、あちこちに意見がある。いくつか紹介しよう。 (1) 橘玲 橘玲という人の見解がある。 → ISISの存在が突きつけるアラブ諸国の深刻な矛盾 ISIS は「イスラム原理主義」というもので、世俗主義の混じったアラブ諸国の体制とは異なる。この原理主義がイスラム圏の若い人々を引きつけて巨大化した、……という主張。 もっともらしい主張だが、勘違いだろう。ISIS が巨大化した理由は、原理主義が人々の心を引きつけたからではない。その逆だ。人々には嫌われているのに、巨大な力によって人々を圧迫しているのだ。

    netsekai
    netsekai 2015/02/02
    “「イスラム国」の表記については、ISIS 、ISIL など、いろいろある。”
  • ◆ ウクライナと鯨と……:  nando ブログ

    人文・社会科学について 単発的な話題を扱うブログです。 (目次はカテゴリごとに記してあります。 疑問点は サイト内検索で。) ウクライナと鯨の問題には、共通性がある。それは西欧の唯我独尊だ。 ── この二つの問題は、どちらも「西欧の唯我独尊」という概念で理解できる。 (1) ウクライナ 西欧が独自の価値観を押しつける。ウクライナには、西欧的な価値観とロシア的な価値観が共存していて、両者が譲り合って宥和していた。 ところが、親欧派の政権の失敗のあとで、ロシア派の政権が出現すると、親欧派の人々がクーデターを起こして、ロシア派の政権を転覆させた。 ここでは、いったん両者が妥協で合意していたのに、親欧派の人々が合意をひっくり返してクーデターを起こした、という滅茶苦茶が起こった。これを西欧がたしなめれば良かったのに、逆に、西欧はこれをけしかけた。かくて、親欧派の人々は図に乗って、ロシア派の人々を弾圧

    netsekai
    netsekai 2014/05/07
  • ◆ 夢破れたユーロ(欧州共通通貨):  nando ブログ

    人文・社会科学について 単発的な話題を扱うブログです。 (目次はカテゴリごとに記してあります。 疑問点は サイト内検索で。) ユーロ(欧州共通通貨)の夢は破れた。人々はそのことにようやく気づいたようだ。だが私は最初から、「夢は破れる」と予想していた。 ── ユーロ(欧州共通通貨)の夢は破れた。人々はそのことにようやく気づいたようだ。に、次のコラムが掲載された。 ユーロが、欧州に、一層の団結をもたらしてしかるべきだったのか? 単一通貨を最初に思い描いた人々は、これが重大な結果をもたらすと期待した。彼らの目には共同体(コミュニティー)をつくる手段になりうると映った。通貨の境界は一般的に政治の境界と一致する。したがって通貨同盟の創設は、共同の政治機構につながると期待された。通貨共有によって、参加国の間で運命を共にしている感覚、そしてそれゆえの団結が生まれると期待されたのだ。 そうはならなかった。

    netsekai
    netsekai 2014/04/27
  • ◆ 金融工学という詐欺:  nando ブログ

    人文・社会科学について 単発的な話題を扱うブログです。 (目次はカテゴリごとに記してあります。 疑問点は サイト内検索で。) 金融工学は詐欺である、と私は前に指摘したが、どういう詐欺であるかが、はっきりとした。格付け会社が不当に高い評価を与えていたのだ。 これまでの流れ まず、これまでの流れを復習しておこう。 金融工学は詐欺である、と私は前に指摘した。2008年秋に米国金融危機があったが、それよりも前に指摘していた。 → 米国の金融危機の予測 ( 2012年10月14日 の解説) → 予告された米国金融危機 (私の予告のまとめ) → サブプライムローンとデリバティブの過去記事 ( 2008年09月22日 以前の過去記事一覧 ) 金融工学がどういうものであるかは、次の項目で解説した。 → 金融工学の意味 その結果、金融危機が起こったことについては、次の項目で説明した。 → 米国の金融危機の理

    netsekai
    netsekai 2013/02/06
  • ◆ 日本の経済水準:  nando ブログ

    人文・社会科学について 単発的な話題を扱うブログです。 (目次はカテゴリごとに記してあります。 疑問点は サイト内検索で。) 日の経済水準はどのくらいだろうか? 近年、どんどん低下している、という説もあるが。 ── ( ※ 項の実際の掲載日は 2012-06-17 です。) 話の取っかかりは、次のページだ。 → BLOGOS「生活水準を下げ、国民は自立しよう」 このページの結論は、次の通り。 現在の日国民の生活水準は、国民に優しい政府により、来あるべき水準より高くなっている。つまり、日国民の生活水準は、その国力に見合った水準より高いと考えられる。 現在、行うべきは、増税の先送りや財政出動などの景気対策ではなく、増税、社会保障の削減といった、国民の生活水準を下げる政策ではないだろうか。起こるべくして起こる変化に抵抗しても、事態は、より悪化するだけだ。 つまり、「日の経済力は、諸外

    netsekai
    netsekai 2012/08/02
  • ◆ 死刑執行の責任は?:  nando ブログ

    人文・社会科学について 単発的な話題を扱うブログです。 (目次はカテゴリごとに記してあります。 疑問点は サイト内検索で。) 死刑が執行された。このことで、「自分も殺人に加担したことになる」という気分にとらわれて、「死刑反対」と思う人もいるだろう。そこで、そういう人の心の負担を減らすために、解説しておこう。 ── 私は別に、「死刑賛成論」ではない。「殺人者は悪だから、さっさと殺してしまえ」と思っているわけではない。 では何かというと、次の二点がある。 (1) 死刑を決めるのは、国や国民ではなくて、死刑にされた人である。その人が死刑になる道を決めたのは、私やあなたではなくて、殺人をなした人である。彼が殺人をなしたとき、被害者を殺しただけでなく、同時に、自分を殺す道を選んだ。それだけのことだ。他人が彼を殺すのではない。彼自身が彼を殺すのだ。……国が用意したのは、「殺した人は自ら殺される」と

    netsekai
    netsekai 2012/03/30
    nando ブログ - ◆ 死刑執行の責任は?
  • 1