はやぶさの成果をトップで紹介するNASAのホームページ 探査機「はやぶさ」が持ち帰った微粒子が小惑星「イトカワ」のものだったというニュースの反響が、海外にも広がっている。英BBCや米天文誌が解説を配信したほか、米航空宇宙局(NASA)もトップページで紹介。「非常に小さな粒子を、研究者は一つひとつ取り出した」と日本人の手の器用さを称賛した。 BBCは「日本の探査機が7年の旅を経て、小惑星の粒子を取ってきた」と題して、はやぶさの打ち上げから帰還までの7年の旅やイトカワの特徴を紹介。専門家の「回収はうまくいった。粒子は髪の毛の太さよりも小さいが、地球外物質の様子を物語るだろう」との声を紹介した。 シンガポールなどのニュースサイトも、日本の新聞や通信社の記事を引用する形で報じた。(東山正宜)