松本健一内閣官房参与は18日までに産経新聞社のインタビューに応じ、仙谷由人官房副長官が中心となり東日本大震災の「復興ビジョン私案」を3月中に作成したが、菅直人首相はいったん了解しながら最終的に握りつぶしたことを明らかにした。
帰宅途中の女性が男に殴られ、下着を奪われる事件が、東京都町田市や八王子市で6月以降に相次いでいることが18日、警視庁への取材で分かった。同庁は同一犯の可能性が高いとみて、強盗致傷などの疑いで調べている。 町田署によると、6月8日午後9時ごろ、町田市内の路上で帰宅途中の女子高生(18)に男が背後から近づき、口をふさいで「騒ぐな」と脅迫。女子高生の顔を殴って下着を奪い逃走した。10日にも同市内で、女子大生(19)が男に突き飛ばされ、下着を奪われた。いずれも軽傷。イヤホンで音楽を聴いており、男に気づかなかったという。 男はいずれも身長165センチ程度だったという。 八王子市などでも、6月~8月、同様の手口で下着を奪われる事件が3件発生しており、同庁で関連を調べている。
帰宅中の男性を路上で襲って現金を奪ったとして、警視庁少年事件課と南大沢署は強盗致傷の疑いで、いずれも東京都八王子市に住む無職の少年(16)ら6人を逮捕した。 同課によると、6人は容疑を認め、主犯格の少年は「遊ぶ金が欲しかった」と供述。同市や隣接する相模原市では今年5月中旬から6月初旬、似た手口の事件が3件発生しており、少年らが関与を認めているという。同課で裏付けを進める。 逮捕容疑は、6月6日未明、八王子市七国の路上で、自転車で帰宅していた無職の男性(36)を金属の棒で殴って転倒させて左腕骨折などの重傷を負わせたうえ、「金を出せ、なめてんのか」と脅し、現金約2500円が入った財布を奪ったなどとしている。 同課によると、6人は地元の遊び仲間で、オートバイ3台に分乗。逃げる男性を約160メートル追いかけて襲ったという。
【ソウル共同】韓国首相室は16日、金滉植首相が植民地支配からの解放66年を祝う15日の「光復節」の所感を記した自筆メモを公表した。金首相は「日本とは長い歴史の中で時々、悪縁(の関係)にあった」とし、隣国を選択することができない以上、国力を養いながら賢明に日本との関係を進めていくしかないと表明した。 金首相は「(光復節には)国力が弱く、侵奪された(当時の大韓帝国の)屈辱が再び心に刻まれる」と指摘。日韓が領有権を主張し、韓国が実効支配中の竹島(韓国名・独島)問題などをめぐる最近の日本の動きのため、今年の光復節は例年より複雑で切ない気持ちにさせられた、と心情を明らかにした。 自筆メモは、インターネットの交流サイト「フェイスブック」に載せられたという。(共同)
工事業者を装って女性宅に侵入し、性的暴行を加えたとして、警視庁高井戸署は強姦などの疑いで、東京都足立区西保木間、会社員、藤来(ふじき)裕也容疑者(26)を逮捕した。同署によると、藤来容疑者は容疑を認め、「仕事帰りにキャミソールが干してあるのを見て、ムラムラした」と供述している。 逮捕容疑は7月21日午後7時ごろ、杉並区のマンション2階に住む女性(24)宅に、「建物の掃除をやるからベランダを見せてください」と工事業者を装って訪問し、玄関のドアを開けさせ、侵入。直後に女性の首を絞めて「騒いだら殺すぞ」などと脅し、性的暴行を加えたとしている。 同署によると、マンション1階の防犯ビデオに映っていた男の姿や外に駐車してあった車の画像から藤来容疑者が浮上した。
「誤解しないでください 『子ども手当』存続します」-。民主党が、こんな文章を大書きしたビラの配布を始めた。子ども手当は自民、公明両党が特例公債法案の審議に協力するのと引き換えに、平成24年度からの廃止が決まったばかり。世論の批判を抑える狙いだが、自公両党から反発も出そうだ。 ビラはA4判で、先週末に約35万枚を全国の総支部に配った。「(子ども手当は)廃止になりません」「3党合意により恒久的な制度になりました」としたうえで、旧児童手当より支給額が増えると強調。ただ、マニフェスト(政権公約)で「月額2万6000円」を約束していた経緯には触れていない。 民主党によると、ビラは広報委員長を務める藤本祐司参院議員の指示で作成。“強弁”ともいえる内容だが、党関係者は「読んで判断してくださいとしか言えない」としている。
7月31日の産経新聞で青年経済人や若手経営者が加盟する「日本青年会議所(日本JC)」が全国の高校生約400人に日本の国境を描かせる調査を行ったところ、正解できた生徒は全体の2%にも満たなかったという話をニュースを報じている。 ご記憶の方もおられるかもしれない。調査は7月上旬から行われ、高校生に千島、樺太と北方四島、日本海、東シナ海(南方)の3つの地図を示して日本の国境を実際に書かせるというものだ。 その結果、南方の国境の正答率は26・3%の105人。北方の国境は正解者59人(14・8%)で、日本海の国境を正解したのは37人(9・3%)。全問正解者はわずか7人(1・8%)だった。自信満々に答えた生徒は少なく、択捉島や与那国島がわからない生徒や竹島と鬱陵島を取り違える生徒や対馬すら識別できない生徒が続出。「習っていません」と答えた生徒も目立った-というものだ。すぐに横やりが入る領土教育 報道後
中国との関係改善を進めつつも、一方では東日本大震災の義援金が7月下旬で約177億円に達し、日本との絆が太い台湾。そんな台湾外交部(外務省に相当)の“イケメン高官”が、駐フィジー代表処(大使館に相当)の代表(大使に相当)だった際、同じく在フィジー日本大使館に勤務していた30代の清楚な日本人美人外交官と密会を重ね、食事代や電話代などで公費を乱用した、との疑惑が浮上。同高官は疑惑を完全否定したものの、結局は代表を辞任し、外交部も“過度な日台友好疑惑”を認めたかっこうで停職処分に。ついには発足したばかりの“汚職摘発庁”廉政署と、監察院に公金横領などの調査を委ねる騒ぎとなって…(台北 吉村剛史)不倫疑惑噴出 日本の美人外交官との不適切な関係がもとで代表職を辞任し、現在、停職と基本給半額の減給処分となっているのは、外交部秘書処代表回部弁事の秦日新氏(54)。 疑惑は野党・民主進歩党(民進党)の高志鵬
韓国が不法占拠している竹島の領有権問題について、政府が国際司法裁判所(ICJ)付託による解決を目指し、韓国政府への正式な提起を検討していることが9日、分かった。政府筋が明らかにした。ICJ付託の提起で竹島領有の正当性を国際社会に訴える狙いだが、韓国が付託に同意する可能性は低く、この対抗措置に反発するのは必至だ。 ICJ付託提起の検討が急浮上したのは、韓国の竹島実効支配への強硬姿勢に歯止めがかからないためだ。日本は昭和29年と37年に韓国側にICJへの付託を提起したことがあり、今回実現すれば49年ぶりとなる。 竹島へは今春以降だけでも韓国の閣僚5人が訪問するなど、実効支配をエスカレートさせている。韓国政府は竹島近くの鬱陵(ウルルン)島視察を計画した自民党議員3人の入国も不許可とした。日本政府はそのたびに抗議し、松本剛明外相は1日にも韓国の申●(=王へんに玉)秀(シン・ガクス)駐日大使に12日
仙谷由人官房副長官は6日、再生可能なエネルギーや省エネルギーについての理解を深める一環として、東京・北区の認可保育園を視察した。仙谷氏は夏の西日を遮るために特別に作られた可動式の断熱装置や、消費電力を抑えた蛍光灯などを確認。省エネルギーの行き届いた施設に「断熱の仕組みが素晴らしい」と感想を述べた。
政府は5日の閣議で「諸外国がわが国の原子力技術を活用したいと希望する場合には、世界最高水準の安全性を有するものを提供していくべきだ」として、海外への原子力発電所輸出を継続する方針を表明した答弁書を決定した。一方、菅直人首相は原発の危険性を強調して「脱原発」を打ち出している。国内外で論理と政策を使い分ける政府の姿勢は国際社会の不信を招く恐れがある。 答弁書は、「各国における原発の安全性の確保については、一義的には各国が自国の責任の下で判断する」と指摘。その上で、すでに原発受注などに関する合意文書に署名しているヨルダン、ベトナムなど4カ国との原子力協定に対する国会承認を要請している。 これについて枝野幸男官房長官は5日の記者会見で「国家間の信頼を損なうことのないよう留意し進めていくということだ。(首相の発言と)矛盾は全くない」と理解を求めた。ただ、実際のところ政府対応は矛盾だらけだ。× × ×
罹災(りさい)証明書発行のための調査で訪れた被災家屋で被災した女性にキスを迫るなどのセクハラ行為をしたとして、仙台市は4日、同市若林区区民部の一般職の男性職員(53)を停職6月の懲戒処分にした。 市によると、男性職員は6月10日、家屋内部の被害状況を調べる2次調査で女性宅を訪れ、調査終了後に震災後の生活相談を受けているうちに「キスをしてもいいか」と迫り、頭を触った。女性に拒絶され、すぐに謝罪したという。 女性が同月初旬に調査を申し込んだ際、男性職員が受け付けを担当。調査には2人で行く規則があるが、当時調査まで1~2カ月待ちの状態が続いていたため、男性職員が「待たせるのは良くない」と独断で単身訪れた。 女性の家族からの連絡で発覚し、男性職員も事実関係を認めた。男性職員は改めて女性に謝罪し、「市民の信頼を損なう行動をとり、深く反省している」と話しているという。 市人材育成部の加藤俊憲部長は「過
4日午後0時55分ごろ、東京都八王子市内の路上で、近くに住む市立小学校6年の女児(11)に男がいきなり刃物を突きつけ、「騒ぐな」と脅迫。軽乗用車に乗せて連れ去った。目撃した通行人の男性から110番通報を受けた警視庁南大沢署が、現場近くで似た車に乗っていた男を発見し、わいせつ目的略取の現行犯で逮捕した。女児にけがはなかった。 同署によると、逮捕されたのは川崎市麻生区上麻生、同市立下布田小学校教諭、富山浩平容疑者(33)。調べに対して「女の子の裸をデジタルカメラで撮りたかった」と容疑を認めているという。 逮捕容疑は八王子市内の路上で、自宅近くのプールに行くため一人で歩いていた女児を、わいせつ行為をする目的で車に乗せて、連れ去ったなどとしている。同署によると、女児は両手を粘着テープで縛られ、後部座席に乗せられていたという。 目撃者の男性がナンバーの一部を覚えていたことなどから、通報を受けた同署員
イラン学生通信によると、プロポーズを断り、男から顔に硫酸をかけられて失明した女性が31日、男を許すことを決め、男の刑の執行が中止された。テヘランの刑事裁判所は男に対し、イスラム法(シャリア)の同害報復法を適用し、女性が男の目に硫酸をたらして失明させる判決を言い渡していた。 男の刑の執行をめぐっては、国際人権団体アムネスティ・インターナショナルが「非人道的」として中止を求めるなど国際社会の非難が高まっていた。女性は「多くの国が(刑の執行に)注目していた」などとして、イランのために男を許すことを決めたと説明した。 男は2004年に女性に硫酸をかけ、裁判所は08年12月に判決。刑は5月に執行される予定だったが延期されていた。(共同)
東日本大震災の義援金が約170億円に達するなど、親日感情で知られる台湾だが、留学中の日本人女子大学生がタクシー運転手にだまされ、山中で暴行されるという事件が発生し、台湾社会を揺るがしている。運転手はすぐに逮捕されたものの、地裁は「逃亡のおそれがない」として少額の保釈金でいったん釈放。検察側の抗告で高裁は一転、勾留を命じたが、運転手の逃亡が発覚したことから、35万人以上の市民がフェイスブックを通じて、保釈を許した地裁判事の免職運動を起こす騒ぎに発展している。日台のきずなをゆるがした暴行犯とはいったいどんな男だったのか。(台北 吉村剛史) 婦女暴行の容疑で台湾の警察当局に逮捕されたのは台北郊外、新北市内に住むタクシー運転手、謝東憲容疑者(41)。 捜査関係者らによると、事件が起きたのは7月11日深夜。謝容疑者は、交換留学生として台湾の大学で学ぶ日本人女子大生(21)を、台北市郊外、新北市土城区
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