壬生氏の城の壬生城祉公園から、北北東方向にあります。城址公園に駐車して歩いて行ける距離(約200m)ですから、公園駐車場を利用しての拝観をお勧めします。(常楽寺境内に駐車場が完備されています。) 向陽山 常樂寺 由緒 創建は西暦1462年(寛正3年)、壬生家初代の壬生胤業(みぶたねなり)が開基とされています。 一州正伊禅師(道元禅師から十世の法孫)を招いて開山したのが始まり言われています。 胤業の戒名「常楽寺殿亀雲道鑑大居士」に因み、常楽寺と名付けられました。それ以来、壬生家の菩提寺として、庇護されて境内には七堂伽藍が造営され、寺領26石が安堵されました。 壬生氏は古くから宇都宮家に従っていましたが、独立を画策した為に小田原の北條氏方と結び、西暦1590年(天正18年)の小田原の戦いで、当時の壬生義雄(みぶよしたけ)酒匂川で戦死しました。壬生義雄は戦死の後、領地を取り上げられ壬生家宗家は滅