自分の「名前」と言えば、基本的には1人にひとつだけ。親父とお袋にもらった本名があれば、実生活で困ることはないように思われる今日このごろ──だけど、そうとも限らない。 特にSNS全盛の今、インターネット上で使う「ハンドルネーム」を持っている人は少なくないはず。それだけではなく、ウェブ上ではHN以外に「ID」を決めることを求められるサービスも数多い昨今。さらには、いくつものHNを使い分けている人も今や珍しくはないのではないかしら。 与えられた本名とは異なる、けれどさまざまな場所で必要となってくる、いろいろな名前。そんな「名前」をテーマにした本を読みました。同人サークル・konelさんのコミックマーケット89新刊、『konel.mag Issue 3』です。 スポンサーリンク 「改名」の過程から見えてくる、“ものづくり”の方法 もともとは「jadda+」という名前のサークルで活動していたkone