色差信号3つのうち1つは、輝度と2つの色差があれば求められるので色差信号は2信号で表現する。 色差の値域は輝度に比べて大きくなるため、色差の値を正規化する表現もある。Yが0.0~1.0の間の値を取るときに色差が-0.5~+0.5の範囲になるように調整するなどである。 輝度・色差信号のメジャーな規格にITU-R BT.601、HDTV用の ITU-R BT.709 勧告がある。JPEGやMPEG形式で用いられるカラー信号である。規格書は次で入手できる。また、最近4K/8K用にITU-R BT.2020が勧告された。 https://www.itu.int/rec/R-REC-BT.601/en https://www.itu.int/rec/R-REC-BT.709/en https://www.itu.int/rec/R-REC-BT.2020/en ITU-R BT.601では、Yと色差