Windowsクライアントの開発と関連のオンラインサービス事業はSteven Sinofsky氏の監督下に置かれ、従来のWindowsクライアント部門は解散となった。しかし、誰であれ、Windows Vistaのリリース延期をもたらした各種の問題に、たった一人のマネジャーで対処しきれるかどうかは定かではない。 プラットフォーム&サービス部門の共同社長Kevin Johnson氏による2006年3月の組織再編に伴い、Windowsクライアント/オンラインサービス事業は新たな経営陣の下に置かれ、近く退任を予定している同部門の共同社長Jim Allchin氏の退任後はJohnson氏が一人で同部門を統括することになった。特筆すべきは、Officeチームを長年率いてきたSteven Sinofsky氏が同部門に加わり、WindowsクライアントとWindows Liveの設計を引き継ぐことになった