ここは「おばあちゃんの原宿」と呼ばれる東京・巣鴨。その一角で、お年寄りが集まって何やらスマホをいじっている。使い方が分からないのかと思ったら、“失礼な”と怒られた。 「『ポケモンGO』をやってんのよ。老人会の友達に勧められて始めたのがきっかけ。まさか、こんなにハマるなんて自分でもビックリだわよ」(70代の女性) ポケモンGOといえば、3年前にサービスを開始したスマホゲームである。「AR(拡張現実)」という技術を使って、街中にひそむキャラクター「ポケットモンスター」を捕まえ、コレクションを競うというものだ。一時は、あちこちにスマホを見つめる集団が出来るほどの爆発的人気だったのはご存じのとおり。もちろん、当時は、若者が中心である。 ところが、スマホゲームは流行り廃りが早い。 「『ポケモンGO』は、モンスターを捕まえるアイテムを購入することで開発・配信元である米国のナイアンティック社が収入を得る
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