攻殻 | 攻殻機動隊S.A.C 2ndGIGのDVDをなんとなく見ていたら、第18話「天使の詩 TRANS PARENT」はペーター・ハントケ脚本の「ベルリン・天使の詩」*1のオマージュだということに気づく。最初に見ていたときには、全然気がつかなかったんですけどね。第18話は、『バトーは白馬の王子様*2であり、天使だった。しかし、天使であるバトーは人間になることはできなかった。』こんな印象を受けた作品でした。 そこで、いろいろ考察してみようと思います。 注意:以下は、ネタバレを含んでいます。 ちなみに、「ベルリン・天使の詩」アマゾンのエディタレビューだと以下の感じ。Amazon.co.jp天使のダニエルは、地上の人間たちの心の声を聞くことができる。彼は地上に下りて、人間の側によりそい、その声を聞いているうちに、サーカスのブランコ乗りの女に恋をした。彼は、人間になって彼女を抱きしめたいと願う