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ブックマーク / golden-lucky.hatenablog.com (3)

  • 商業品質の日本語 - golden-luckyの日記

    編集者は「日語を直す」機会が多い仕事である。 しかし文章というものは内容、つまり「何を言いたいか」だけで成立するものではないので、表現、つまり「どう言いたいか」も尊重する必要がある。 やみくもに内容が正しい別の表現で書き換えていいわけではない。 それでもわれわれは日語を直す。 そして「直す」と言うからには、そこに何かしら解消が必要な課題を見ている。 編集者は、原稿のどのような状態を「課題」として認識するのだろうか。 人によって違いはあるだろうけど、ぼくの方針は「下記のような印象を想定読者にもたらしうる部分が原稿に残らないことを目指す」だと言える。 この書き方だと読み手に不要な時間を割かせてしまいそうだなあ この書き方だと読み手が挫折しそうだなあ この書き方だと勘違いされそうだなあ 上記のような印象を読み手が抱かないようにするために何をするかというと、文意を保存した変換を作成する。 文体

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    nhayato
    nhayato 2024/09/18
  • 『RubyでつくるRuby』の読み方(私論) - golden-luckyの日記

    記事は、ラムダノートで発売している『RubyでつくるRuby』を買っていただいた方に「読んで」とお願いするための「私家版、読み方のおすすめ」です。また、このは当社ののなかでも過小評価されているところがあると思うので、「気になるけど買ってない」という方に興味を持ってもらうことも目的としています。 書『RubyでつくるRuby』を買った人にも、まだ買っていない人にも、とにかくまず意識してほしいのですが、このRubyの解説書ではありません。 じゃあなんのかっていうと、これは「そもそもプログラミング言語でプログラムを書くって、なに?」という根的な問いへの取り組み方を教えてくれるです。 もう一度言いますが、このRubyの解説書ではありません。なので、「Rubyを使うつもりはなくて、PythonとかJavaScriptが好き」っていう人や、「それらのプログラミング言語をいままさに

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    nhayato
    nhayato 2023/10/09
  • 本の原稿のバージョン管理を始めて20年たちました - golden-luckyの日記

    の編集ではテキスト原稿のバージョン管理しか勝たん」という信念を押し通してきて、そろそろ20年近くになりました。厳密には19年くらいだと思うので、タイトルは誇張です。 久しぶりに編集者にとってのバージョン管理に言及したくなったので書いてみました。 目次です。 なんで「テキスト原稿のバージョン管理」の話をしなくなったか 「誌面レイアウトしたPDFとか紙に赤字を入れる」で編集するのもう無理… そこでテキスト原稿のバージョン管理 具体的にどうすればいいのさ 前提からつらつら書いていたらやたらに長くなりそうだったので、全部捨てて書き直したのに、それでもそれなりに長くなってしまった。 最後の節に書いた「 「原稿の移り変わり」を管理するのではなく、「原稿にありうる無数の可能性」を管理する 」というヒントだけでも持ち帰ってもらえればうれしいです。 なんで「テキスト原稿のバージョン管理」の話をしなくなっ

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    nhayato
    nhayato 2022/07/03
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