ソニーが10月9日に発表した、3万9980円の「プレイステーション3」(PS3)は、40GバイトHDDを搭載しながら、20GバイトHDDを搭載した現行のPS3下位モデル(4万4980円:10月17日の値下げ後の価格)より5000円安価だ。新型は、現行機にあるいくつかの機能を絞り込んで価格を抑えたという。 最大の違いはPS2との互換性だ。現行モデルはPS2用チップ「Emotion Engine」「Graphics Synthesizer」を搭載しており、いわばPS3の中にPS2がそのまま入っているようなもの。だが新型では「PS3用ソフトの開発強化とラインアップの充実に伴い」(同社)──つまり物足りなさが指摘されてきたPS3ソフト数が今後は十分増える、としてPS2用チップを省いたため、PS2ソフトは利用できない。 メモリースティックやSDメモリーカードを利用できるカードスロットも省略したほか、
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