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ブックマーク / peer2peer.blog.fc2.com (14)

  • 割れゲーマーがわずか1セントすら支払わなかった理由 | P2Pとかその辺のお話

    P2Pとかその辺のお話 WinMXとかWinnyとか、日ではろくな扱いを受けていないP2Pですが、海外ではけっこう真面目に議論されてるんですよというブログ。 以下の文章は、TorrentFreakの「Piracy: When Even a Penny Is Too Much」という記事を翻訳したものである。 原典:TorrentFreak 原題:Piracy: When Even a Penny Is Too Much 著者:Ernesto 日付:May 10, 2010 ライセンス:CC by-sa MPAAやRIAAを初めとするエンターテイメント産業団体は、パイラシーが人々の貪欲さ、金を払いたくないという気持ちに起因するものだという認識を広めたがっている。Wolfire Gameが行なった最近の実験は、この問題に一石を投じるものであった。たった1セントですら手が出せない場合もあるよう

  • 前衛音楽家、33秒の曲に70,200曲を引用、利用申請のため70,200部の書類を権利団体に提出 | P2Pとかその辺のお話

    以下の文章は、P2P Blogの「Musician mashes up 70,200 songs, delivers lists to rights holders by the truck load」という記事を翻訳したものである。 原典:P2P Blog 原題:Musician mashes up 70,200 songs, delivers lists to rights holders by the truck load 著者:Janko Roettgers 日付:August 21, 2008 ライセンス:CC by-nc-sa ドイツの前衛的音楽家Johannes Kreidlerは、ほんの33秒の間に、70,200曲もの他音楽作品からの引用を含む楽曲を作曲した。私は彼を前衛的(アバンギャルド)といったよね?いずれにしても、彼はよき市民であろうとしており、きちんとドイツ音楽権利

  • 「iTunesが私の著作権を侵害している!」:怒れるアーティスト、最新アルバムをBitTorrentで無料配信 | P2Pとかその辺のお話

    Flashbulb、別名Benn Jordanというミュージシャンは、Appleに対して怒りをあらわにしている。彼は、自身の最新アルバムが無断でiTunes似て販売され、そして彼の手元には1セントすら入ってきていないという。彼はその怒りをBitTorrentで彼の最新のアルバムをリリースするという方法で発散させることにしたようだ。しかし、彼はこれを無料の配布と考えているわけではなく、あくまでも、気に入ったら購入して欲しい、というプロモーションなのだという。これをきっかけに、彼は既存の音楽ビジネスのあり方、アーティストとしてのあり方、彼自身のBitTorrentサイトの利用、海賊行為について、彼の考えを述べているよというお話。 原典:TorrentFreak 原題:Pirated by iTunes, Artist Turns to BitTorrent 著者:Enigmax 日付:Febr

  • P2Pとかその辺のお話 ニコニコ動画がなくなれば、アニメ産業の未来は明るくなるのか

    P2Pとかその辺のお話 WinMXとかWinnyとか、日ではろくな扱いを受けていないP2Pですが、海外ではけっこう真面目に議論されてるんですよというブログ。 以前に「アニメ制作者がネットラジオでニ○○○動画を痛烈に批判」なんて記事で大きな反響を呼んだアニメプロデューサーによるニコニコ動画批判について、私なりに考えてみるよというお話。確かにニコニコ動画上では数多くの著作権侵害がなされており、その問題は何とかしなければならないと思う。ただ、闇雲にニコニコ動画なりYouTubeから違法にアップロードされたコンテンツを削除するだけで産業としての利益に繋がるのか、ということを考えたい。もちろん、削除するのは当然だし、一向に構わない。少なくともここでは、ニコニコ動画にアップロードされることで利益が生じる、といいたいのではない。ただ削除するだけでバラ色の未来が待っているわけではないんじゃないの?という

  • 9歳のファイル共有ユーザの女の子から見たファイル共有、コピー、DRM | P2Pとかその辺のお話

    TorretFreakがどういう経緯かはわからないけど、9歳のファイル共有ユーザの女の子に対して、現状のインタビューを行っているよというお話。それほど深く考えずに、へぇ~なるほどねぇ、という感じで読んだほうがいいかも。深読みしすぎるのもアレだしね。 原典:TorrentFreak 原題:Inside the Mind of a 9 Year Old File-Sharer 著者:enigmax 日付:October 21, 2007 URL:http://torrentfreak.com/inside-the-mind-of-a-9-year-old- file-sharer-071021/ ほとんどの人が、多くのファイル共有ユーザがティーンエイジャーやヤングアダルトであり、割合の大半を占めているということを知っているだろう。しかし、当の子供-10歳にも満たない-であればどうだろうか?T

  • ダウンロード違法化問題:著作権がインターネットを検閲する | P2Pとかその辺のお話

    P2Pとかその辺のお話 WinMXとかWinnyとか、日ではろくな扱いを受けていないP2Pですが、海外ではけっこう真面目に議論されてるんですよというブログ。 文化庁・文化審議会の著作権分科会・私的録音録画小委員会が、同委員会の津田大介委員の指摘していたように、違法にアップロードされた著作物のダウンロードを「違法化」する方向で著作権法を改正する意見が大勢となったとする中間報告案をまとめたようだ。asahi.comによれば週明けにも公表されるとのこと。この記事では、あたかも法改正が規定路線であるかのように書かれているところが鼻につくが、それでもその流れが確実に現実に近づいていることは間違いないだろう(この手の記事がそれを後押しする部分もあるのだけどねぇ・・・問題点がいっぱいあるんだから、そこをもっと指摘しろよと思うわけで)。以前のエントリでこの法改正がいかにクソッタレであるかをいろいろな側面

  • MP3圧縮を嘆く音楽プロデューサー:MP3は味気ないファストフードのようなもの | P2Pとかその辺のお話

    P2Pとかその辺のお話 WinMXとかWinnyとか、日ではろくな扱いを受けていないP2Pですが、海外ではけっこう真面目に議論されてるんですよというブログ。 CDからMP3にエンコードしたとき、たとえそれを最高音質にしたとしても、その過程でロスが生じる。一度、MP3にエンコードされた音楽ファイルは、多かれ少なかれ、部分的なもの、ということになる。一方で可逆圧縮を可能にしたFLACというフォーマットも存在するが、やはり一般的にはMP3が優勢であろう。そのようなMP3の再生に対して、音楽プロデューサーや研究者たちから、MP3音楽のリスニングに与える負の影響を述べているよ、というお話。個人的には音楽は聞きこんで欲しいなぁとは思っているけれど(聞き込めるような音楽を作ってほしいなとも思っているけれど)、それと音質がどの程度関係しているか、についてはちょっと疑問に思う点もある。でも、結論を言っち

  • アーティストから著作権を譲渡された団体が、アーティストの著作権を保護・拡大すべきだと主張する狡猾さ | P2Pとかその辺のお話

    P2Pとかその辺のお話 WinMXとかWinnyとか、日ではろくな扱いを受けていないP2Pですが、海外ではけっこう真面目に議論されてるんですよというブログ。 これまで、著作権利権の拡大を阻む者、肥大化した著作権に疑問を呈する者は、多かれ少なかれクリエーターの敵としてのレッテルを貼られてきた。まぁ、それは言い過ぎとしても、そのような現在の著作権に疑問を呈する人の望むような変革がもたらされることは、概してクリエーターの創作意欲を削ぐ、として反論されてきている。しかし、現実はどうだろうか、というお話。確かに個々の著作権侵害に関しては、クリエーターが不快感を示したりすることもある。しかし、より大きな枠組み、著作権がどうあるべきか、という段になってはほとんどのクリエーターが声を上げることはない。そこで声を上げているのは、著作権利権を批判する識者とユーザ、そして著作権利権を擁護する関係団体やその提灯

  • JASRACを批判するブログ書きへの批判 | P2Pとかその辺のお話

    とりあえず、JASRAC批判するなら、そのJASRAC管理曲のアフィリエイト外そうぜ、と。 まぁ、とりあえずそれだけなんですけどね。どことは言わないけど気になったもので。決して全部が全部そうではないのだけれど、今回は該当するブログに対して。 もちろん、当ブログもJASRAC大嫌いっこです。でも、音楽は大好きなので、紹介したい、お勧めしたいアーティストや楽曲は多くあるわけです。でも、それがJASRACの管理下にあるからお勧めしたくない、という葛藤があります。 アーティストとJASRACは関係ない!と思うかもしれないけど、実際には非常に関係があるわけで、それは切っても切り離せない。いかにJASRACへの批判が高まろうと、JASRACにとってのお客さんは権利者であり、権利者の求めるものはどの管理団体が一番お金を持ってきてくれるかでしかない。批判したところで、部外者が騒いでいる、としか見てはくれな

  • パロディ、二次創作、著作権、そしてビジネス | P2Pとかその辺のお話

    産経新聞が連載している「知はうごく」という知財を扱った連載がある。非常に面白い連載なので楽しみにしながら読んでいるのだけれども、それについて考えたことを書き残そうかなというお話。今回はちょっと古い記事だけれども、パロディと著作権の問題について。備忘録に近い感じです。 原典:Sankei Web 原題:知はうごく:著作権攻防(6) 著者:産経新聞 日付:2007年2月1日 URL:http://www.sankei.co.jp/culture/enterme/ 070201/ ent070201000.htm 東京でデザイン関連の事業を営むスイス人、オリバー・ライケンシタイン氏は昨年12月、米IT(情報技術)業界の勢力図を東京の地下鉄路線図になぞらえ、批評的に表現したパロディー地図「ウエブ・トレンド・マップ2007」をインターネット上で公開した。 地下鉄の各路線を「テクノロジー」「コンテンツ

  • インターネットラジオ:RIAA、管理委託されていない楽曲からも著作権料を徴収、非会員には未払い | P2Pとかその辺のお話

    P2Pとかその辺のお話 WinMXとかWinnyとか、日ではろくな扱いを受けていないP2Pですが、海外ではけっこう真面目に議論されてるんですよというブログ。 インターネットラジオからの著作権料を徴収、分配する著作権管理団体SoundExchange(母体はRIAA)のポリシーによると、団体に加盟していない非会員の楽曲のインターネットラジオでの著作権料まで徴収するつもりらしいよというお話。最近では著作権料の値上げ騒動が問題になっていたが、実際このような著作権料の徴収の仕方に問題があることは、それほど取り沙汰されることもなかったが、このような行為が実際に行われているとすれば由々しき問題である。権利の委託がなされていない著作物からの著作権料を徴収し、その権利者からの申請がなければ支払わない、という不当な徴収、分配が行われているのであれば、これこそ著作権侵害といわれるべきものであると思うのだけれ

  • P2Pとかその辺のお話 FoxTorrent、ついに公式リリース:FireFoxでTorrentをダウンロード可能に

    FireFoxのBitTorrent拡張として話題を集めていたFoxTorrentがついにリリースされたよというお話。以前には、FoxTorrent関係者が余計なことまでTorrentFreakにリークしてしまったり、開発元のRedSwooshがAkamaiに買収されたりと、FoxTorrent以外のことで話題にもなっていたが、ようやく来の「FireFox初のBitTorrentアドオン」として評価されることになる。これまでに紹介したBitFoxやFireStormといったBitTorrentアドオンも今のところはクローズドだしね。とりあえず、背景はともかくとして、実際に使ってみることにする。 まぁ、FireFoxのアドオンなので、インストールは非常に簡単だ。FoxTorrentのサイトに行き、ダウンロードボタンを押して、FireFoxを再起動するだけ。それだけでOK。しかも、わずらわし

  • 違法ファイル共有ユーザに対するドイツ人的追跡方法とその効果を考える | P2Pとかその辺のお話

    違法ファイル共有ユーザに対する20,000件にも上る訴訟が行われているドイツだけれど、そのドイツでのP2Pファイル共有ユーザ追跡の方法についての記事を紹介するよ、というお話。国民気質というべきか、オートマティックなスキャンによって著作権侵害を発見しようとする米国とは異なり、全て人の手によって、違法ファイル共有の証拠を掴んでいるらしい。総勢130名弱。それによって、数多くのユーザが訴訟に直面することになったけれども、依然としてファイル共有の勢いはとどまることを知らない。このような法的な圧力によって抑制効果があるかどうかについては議論の分かれるところだろうけれど、少なくともファイル共有を促進する他の要因に相殺されている、または負けているというのが現状のようだ。 原典:P2P Blog 原題:Hunting down P2P users with German Gruendlichkeit 著者

  • 違法ファイル共有ユーザは金のなる木:RIAAの新たな和解プログラムは、新たなビジネスか(1) | P2Pとかその辺のお話

    P2Pとかその辺のお話 WinMXとかWinnyとか、日ではろくな扱いを受けていないP2Pですが、海外ではけっこう真面目に議論されてるんですよというブログ。 RIAAの新たな対ファイル共有戦略が開始されたよ、というお話。この新しい戦略は、訴訟に持ち込む前に警告状を送付し、和解を選択するか、提訴されるかを選択させるというもの。これまで著作権団体による法的措置によって和解を迫られた人達は、平均して30-40万円前後を支払わされてきたけれども、RIAAはこの手続きを簡略化し、訴訟によらずに和解を実現できるとしている。しかし、このような戦略は何を意味しているだろうか。これまでの、RIAAの訴訟による恐怖戦略は全く通用してこなかったのは違法ファイル共有ユーザの増加を見れば明白である。つまり、このような戦略を推し進める彼らの真の目的は、別のところにあると考えられる。訴訟に持ち込まないことで、当に著

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