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ブックマーク / ikedanobuo.livedoor.biz (7)

  • 原発事故の加害者たち : 池田信夫 blog

    2011年12月09日09:21 カテゴリエネルギー 原発事故の加害者たち 今年は原発事故で、今まで世の中に相手にされなかった人々がスターになった年だった。今週のメルマガが「笑える」と好評だったので、一部を転載しておこう。武田邦彦:「原発が核爆発する」という発言で物笑いの種になり、さすがに元の記事を訂正したが、私が批判したら意地になって「臨界=核爆発」だと言い始めました。この定義によれば、すべての原発は「核爆発」していることになる。「1mSv以上はすべて危険だ」とか「福島の野菜は青酸カリより危険だ」などという話は、もっと根も葉もないデマ。彼は放射線医学の専門家ではないのだから、こういう話には何の科学的根拠もない。 小出裕章:「チェルノブイリで数十万人が死んだ」という彼の話は、最新の国連科学委員会の調査で否定されました。確認された死者は62人。それ以外に発癌率の増加は観察されていない。このよ

    原発事故の加害者たち : 池田信夫 blog
  • 被災者の地獄への道は村上春樹の善意で舗装されている : 池田信夫 blog

    2015年04月11日17:29 カテゴリその他 被災者の地獄への道は村上春樹の善意で舗装されている かつて私は村上春樹の小説の熱心なファンだったが、彼の社会的な発言は単なる平和ボケの団塊オヤジだ。いま話題になっている「原発NO!に疑問を持っています」という話でも、「交通事故で毎年5000人近くが亡くなっているのに、原発だけを取り上げてNO!というのはどうかと思う」という読者の質問に、村上はこう答える。福島の原発(核発電所)の事故によって、故郷の地を立ち退かなくてはならなかった人々の数はおおよそ15万人です。桁が違います。[…]もしあなたのご家族が突然の政府の通達で「明日から家を捨ててよそに移ってください」と言われたらどうしますか? そのことを少し考えてみてください。原発(核発電所)を認めるか認めないかというのは、国家の基幹と人間性の尊厳に関わる包括的な問題なのです。まず彼はここで毎年50

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  • 暴力装置としての宗教 : 池田信夫 blog

    2015年02月08日18:47 カテゴリ 暴力装置としての宗教 オバマ大統領がIS(イスラム国)について「これは彼らの特殊な問題ではない。十字軍や異端審問の時代にも、キリストの名において人々がひどいことをした」と演説したことが「テロリストを十字軍と同列に置いた」と批判を浴びているが、これは彼が正しい。 ピンカーもいうように、人類史は暴力の歴史だった。書もその歴史を踏まえた上で、宗教は暴力の応酬の中から生まれ、それをコントロールする装置として発展したという。 狩猟・採集社会は平等(全員が飢餓線上)だったが、農耕社会で定住するようになると、国家や階級が生まれた。大きな集団が定住して平和を守るには、襲撃してくる他の集団から自衛するための暴力が必要だが、それは他の集団を襲撃する暴力となり、国家の中で民衆を支配する暴力ともなる。 しかしあからさまな暴力だけでは、国家は維持できない。自国の暴力は

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    nibushibu
    nibushibu 2015/02/09
  • 朝日新聞の「記者の反乱」 : 池田信夫 blog

    2014年09月03日19:35 カテゴリメディア 朝日新聞の「記者の反乱」 日はあと20年は変わらないと思っていたが、意外な「ブラックスワン」が現れた。Togetterにまとめられているように、池上彰氏の原稿を朝日新聞が掲載拒否した件で、朝日新聞の記者が公然と「反乱」を起こしているのだ。口火を切ったのは、テヘラン支局長だった。このツイートは社の見解とは関係ございませんので。しかしですね…大げさなようですが、人様の心の中に土足で入り込むこの仕事の存在が許されるとすれば、理由はたった二つしかないといつも思っています。一つは人の命を救うこと。もう一つは表現の自由を守ることです。そいつが私のレッドラインです。— 神田大介 (@kanda_daisuke) 2014, 9月 2 これは同感だ。マスコミの仕事は、一種の暴力である。朝日新聞もNHKも、取材対象の人生を破滅させる力がある(NHKが誤報

    朝日新聞の「記者の反乱」 : 池田信夫 blog
  • 池田信夫 blog : 「日本的リベラル」という偽善の終焉

    2014年08月14日00:36 カテゴリ法/政治 「日リベラル」という偽善の終焉 慰安婦問題は、単なる誤報事件では終わらない。20年以上前に事実誤認に気づきながら、正義の味方を装って政府を糾弾し続けてきた朝日新聞の偽善は、徹底的に暴かれるだろう。ここには戦後の「日リベラル」の問題点が、典型的にあらわれている。 丸山眞男が悔恨共同体と名づけたように、「戦争を止めることができなかった」という悔恨が、戦後日の知識人を幅広く結集させた。左翼はもちろん、戦前の体制内にいたリベラルの中でも、軍部の暴走に歯止めをかけられなかったという思いが強かったので、新憲法で戦争が放棄されたとき、反対論はほとんどなかった。 憲法改正や再軍備には、社会党だけでなく宮沢喜一など自民党内のハト派も反対した。1950年代にはまだ服部卓四郎のクーデタ計画など物騒な動きがあり、警察予備隊の幹部の半分以上は旧日軍の将

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  • 反原発運動の自爆 : 池田信夫 blog

    2012年08月13日20:08 カテゴリエネルギー 反原発運動の自爆 あまりにもあほらしいので無視していたが、エートスプロジェクトに対する反原発派の攻撃が常軌を逸しているので、ちょっとコメント。 エートスというのは、チェルノブイリ事故のあとベラルーシで始まったプロジェクトで、EU各国の専門家が汚染地内での生活と環境を回復させるために正しい放射線の知識を広めようというボランティア活動だ。今回はICRPのロシャール委員などが福島に入って車座集会を開き、住民の不安に答えた。 ところが、これに対して上杉隆氏が「チェルノブイリのときもエートスで騙された」などと難癖をつけたことをきっかけにして、「エートスは国際原子力マフィアで人体実験をしている」などというデマがネット上で飛び交っている。その内容がナンセンスであることは一目瞭然だが、問題はこういう感情論が暴走することだ。 私は日の反原発運動の立ち上

    反原発運動の自爆 : 池田信夫 blog
  • 福島で健康被害は出ない : 池田信夫 blog

    2012年01月20日09:58 カテゴリエネルギー 福島で健康被害は出ない きのうのニコ生アゴラのテーマは「放射能」。高田純氏の現地調査による報告が中心だった。彼の結論は「福島で健康被害は出ない」。これは中川恵一氏の結論とも一致し、事故後に開かれた二つの放射線に関する学会でも同じ結論が出ている。福島県の健康管理調査の結果も同じだ。 いまだに「内部被曝が恐い」という都市伝説があるが、高田氏が実測した結果でも、内部被曝は生涯線量で最大数mSv。これも福島県の調査と同じだ。物によって摂取する放射性物質も無視できる程度であり、松田氏は「4月から規制が500Bq/kgから100Bq/kgに強化されるのは福島県の農業被害を拡大する」と批判していた。「命は金に代えられない」という類の話も、今回は命に別状はないのだから問題にならない。 コメントは3万以上つき、「原発推進派の話は信用できない」という意見

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