▼入管法改正案をめぐる衆議院での法案修正は、まったく不充分です。 見直し期間が 1 年短縮されました。それは歓迎すべきですが、中身の修正はまるで足りません。 見直しの規定はもともと法案になく、自由民主党の法務部会で反対論が強く出たために、部会の次の段階、すなわち自由民主党の総務会で「 3 年後に見直し」が盛り込まれました。 不肖ぼくは水面下の勝手な、非公式な、非力な働きかけで「 1 年後の見直し」を主張し続けていますから、「2年後に見直し」となったのは、一歩前進ではあります。 しかし、もう一度言います。いちばん肝心な法案の中身については、半歩の前進もありません。 ▼水面下でも、そして表でも、自由民主党だけではなく野党にも修正への本気が感じられません。 きのう 11 月 26 日月曜は、午後に参議院予算委員会が開かれ、予算委員として質疑を聴いていました。つまり、これが表の世界です。 体に悪い