私の部屋には、小学生の姪がよく遊びに来る。 その電話は大抵午後、彼女の学校が終わる頃にかかってくる。「今日泊まっていい?」という問いに「いいよ」と答えると、数十分後、私の部屋のインターフォンが鳴る。ドアを開けると、ランドセルを背負った姪がニヤリと笑ってそこに立っている。 私が仕事をしている間、彼女も宿題を片付ける。日が暮れたら、夕飯を一緒に作って食べる。後片付けを済ませ、その後はお風呂に入ったり、アニメを観たり。そして、翌朝、私の部屋から登校する。もちろん、この外泊は母親に承諾を得た上でのものだ。 彼女の通う学校と私の部屋が近いので、立ち寄りやすいというのもある。ただ、理由はそれだけではないようだ。 加湿器に入れるアロマオイルを選んだり、コーヒーをドリップしたり(そのコーヒーは私が飲むのだけれど)、MP3プレイヤーで音楽を聴きながらバスタブに浸かったり、寝る前に私と一緒にボディローションを