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各支局の話題【明日も喋ろう 〜黙れ、に抗う〜】黒子のバスケ事件 コミックマーケットのカタログを前に話す安田かほるさん=東京都世田谷区 ◆コミックマーケット準備会共同代表 安田かほるさん(56) その一角だけ、ぽっかり穴が開いたようだった。 約17万人が東京ビッグサイトを訪れた、一昨年12月30日のコミックマーケット(コミケ)。約900サークルのために用意された、約450脚の長机(幅約180センチ)に人影はまばら。 ここで、人気マンガ「黒子のバスケ」に想を得て自由に創作されたファンの同人誌が、展示即売されるはずだった。 「黒子」を排除せよ、という脅迫に屈した結果だ。 「作品を見てもらいたいという人たちの気持ちを生かせなかった」 主催のコミックマーケット準備会共同代表安田かほるさん(56)は悔やんだ。 「黒子」を標的とする脅しが始まったのは、その約2カ月前。イベント会場やテレビ局、
なんとなくブログを書かない日が続いたが、ネットから消えたわけでもなく、それなりにこの日々だらだらとツイッターには書いていたりした。何も書くことがないわけでもない。ということで心に引っかかっていた、そのことを少し書いてみようとかとも思うのだが、そう言い出してみて、やはり気は重い。 その一つは、れいの「黒子のバスケ」脅迫事件である。 「黒子のバスケ」というアニメ(実は私もたまに見ることがあるし、コミックも持っていたりもする)と簡素に説明をするにもどうするかなと思って事実関係を見直そうとニュースを見直す過程で、早々にウィキペディアに項目があったことを発見した(参照)。事件を知らない人で知りたい人がいたら参考にするとよいだろう。 当初このニュースを私が聞いたとき、作者に個人的な怨みのある人物の犯行ではないかと思ったが、少し関心をもっただけでそういう印象は消えた。むしろ、なにか社会的なメッセージ性の
2014年3月13日に東京地裁で行われた「黒子のバスケ」脅迫事件初公判で、渡辺博史被告が読み上げた冒頭意見陳述の全文をここに公開します。当初は月刊『創』の次号に掲載しようと考えていましたが、この事件について多くの人に考えてもらうために、全文を早く公開したほうがよいと思いました。 法廷では時間の関係で全文朗読されなかったのですが、読み上げなかった部分に重要な記述もあります。例えば、昨年、脅迫を受けた書店が次々と出版物を撤去していった時期の後に、被告は書店への放火を計画していたという内容です。実行前に被告は逮捕されたわけですが、これは実行されていたら、深刻な事態を引き起こしていたと思われます。 この公判の内容は新聞・テレビで報道されていますが、ごく一部のみ切り取って報じられているため、内容が正しく伝えられていない気がします。アベノミクスで景気回復などと庶民の実感と乖離したことが喧伝される一方で
本日3月13日、午後2時からの「黒子のバスケ」脅迫事件初公判を傍聴しました。抽選にはずれて傍聴できないのはまずいと7人で地裁前に並んだのですが、意外と傍聴希望者が少なく、7人のうち5人も入れました。予想外に傍聴希望が訪れなかったのは、この裁判がわかりにくいせいかもしれません。既に渡辺博史被告は4回逮捕され、3件で起訴されていますが、きょうの初公判の時点でもまだ取調べが終わってないという奇妙な状況です。これはひとつには、脅迫の被害者があまりにも多数に及び、事実確認に時間がかかっているためです。これから起訴される案件もあり、証拠関係が出揃うのは4月になりそうです。 今のところ検察側は、最初の一昨年の上智大の硫化水素事件をひとつの案件、それと昨年10月のセブンイレブンなどへの脅迫や毒物菓子を置いたりした事件をもうひとつの案件と整理しているようです。10月の脅迫事件も、細かく言うと、2度にわたって
12月15日に「黒子のバスケ」脅迫事件の容疑者が逮捕された。そしてその2日後の17日夕方、私は渡辺博史容疑者本人に接見した。詳しい内容は1月7日発売の『創』2月号に書いたが、ここで要点を紹介しておこう。本人は「2ちゃんねるは本当に好きでよく見ていた」と言い、その2ちゃんねるに伝えてほしいというメッセージもある。 この事件、いまだに議論が深化しないのは、いったい渡辺容疑者が何の目的で1年余も「黒子のバスケ」への脅迫を行っていたのか、全貌が明らかになっていないからだ。つまり事件の構造が判明していない。脅迫状では、動機は「黒子のバスケ」作者への恨みだとされていたが、実はマンガの作者と容疑者には個人的接点がなかったことが判明している。 ここはあれこれ推論を重ねるより、容疑者本人がどう言っているかを明らかにするのが一番よいだろう。渡辺容疑者はこの事件を「下流犯罪」と呼んだ。格差社会が問題になり始めた
億単位から共通項解析 人気漫画「黒子のバスケ」をめぐる脅迫事件では、脅迫文が送付された企業のサイトを閲覧した際の膨大なアクセス履歴、いわゆる「ビッグデータ」の解析が渡辺博史容疑者(36)=威力業務妨害容疑で逮捕=を特定する重要な手がかりとなった。インターネットが使われたサイバー犯罪ではデータ量が億単位に上ることも珍しくなく、どんなキーワードで解析して共通項をあぶり出すかが事件解決の鍵を握っている。(荒船清太、中村翔樹)◇ 一連の事件では昨年10月以降、関連イベントの運営会社などに約400通の脅迫文が送られたことが確認された。警視庁捜査1課は犯人側が事前に会社のサイトを下見したとみて、約70社から計約43億5千万件に上るIPアドレス(ネット上の住所)のアクセス履歴の提供を受けて分析した。 今月上旬になり、共通項として浮かんだのが、大阪市内の複数のネットカフェのパソコン(PC)が利用されていた
警察署から現れた男は、無数のフラッシュが浴びせられるのを喜ぶように笑っていた-。人気漫画「黒子のバスケ」をめぐる脅迫事件で、大阪市東成区の派遣社員、渡辺博史容疑者(36)が15日、警視庁に威力業務妨害容疑で逮捕された。漫画家を目指していたという渡辺容疑者は「作者の成功をやっかんだ」と供述。昨年10月以降の一連の事件への関与も全面的に認めた。数々のイベントを中止に追い込み、関連商品が撤去されるなど、1年以上にわたる劇場型犯罪で世間を振り回した男は心にどんな闇を抱えていたのか。(中村翔樹、宇都宮想)2つのポストに封筒を投函 リュック発見で500キロ尾行 冬晴れとなった15日午後3時過ぎ。東京都渋谷区恵比寿のJR恵比寿駅近くの郵便ポスト前で渡辺容疑者の不審な行動を目にし、警視庁捜査1課の捜査員は確信を得た。それほど離れていない位置に置かれた2つのポストに、続けざまに封筒を投函(とうかん)しようと
人気漫画「黒子のバスケ」をめぐる脅迫事件は、警視庁捜査1課に威力業務妨害容疑で逮捕された渡辺博史(ひろふみ)容疑者(36)=大阪市東成区=の動機の解明に捜査の焦点が移る。作者への嫉妬心か、世間を騒がす高揚感か。発見の決め手となったリュックサックには脅迫文がつめられていた。 渡辺容疑者は、作者の藤巻忠俊さんへの「やっかみ」を犯行動機に挙げる。ネット掲示板や脅迫文でも藤巻さんへの恨み言を並べ、一方的に嫉妬心を募らせていたとみられる。一時中断しながら1年以上かけて約500通の脅迫文を送ったといい、世間を騒がせる高揚感で犯行を繰り返していたとの見方もある。 最初に渡辺容疑者とみられる人物からの犯行声明文が確認されたのは、昨年10月12日午後1時半ごろ。千葉県浦安市内のネットカフェで、ネット掲示板「2ちゃんねる」に「俺は藤巻に全てを奪われた。恨むのなら藤巻を恨め!」などと書き込まれていた。 同
逮捕の男、高速バスで上京=捜査員同乗、500キロ追跡―「黒子のバスケ」脅迫事件 時事通信 12月16日(月)17時24分配信 「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の人気漫画「黒子のバスケ」をめぐる一連の脅迫事件で、威力業務妨害容疑で逮捕された派遣社員渡辺博史容疑者(36)=大阪市東成区=が15日朝、東京都内のポストに新たな脅迫文を投函(とうかん)するため、大阪から高速バスで上京していたことが16日、捜査関係者への取材で分かった。 警視庁捜査1課は防犯カメラ映像の解析結果を基に、大阪に土地勘があり黒いリュックサックを持った人物が事件に関与したとみて捜査。12月下旬に集英社主催のイベントなどが開催されることから、大阪駅周辺で捜査員が警戒していたところ、似たリュックを持って高速バスに乗り込む渡辺容疑者を発見したという。 捜査関係者によると、渡辺容疑者はスーツにジャンパー姿で、大阪駅から東京
小倉さん黒バスにハマる 【速報】小倉さん黒バスにハマる RT — れいと@暫くツイ減 (@RottenRate) 2013, 12月 16 とくダネに黒バスの脅迫のことしてた 黒バスよんで結果的に小倉さんはまったらしいww うれしいことや pic.twitter.com/YhBhYEgTjw — 鏈 (@aaalovefuu) 2013, 12月 15 小倉、犯人の動機調べるために買った黒バスにハマる — やっべぇよ@シロ㌠ (@CosmicEra73) 2013, 12月 15 小倉、犯人の動機調べるために買った黒バスにハマる 小倉さんなんで脅迫されるか知りたくて全巻読んだらしいwwww 結局悪いとこは見当たらず黒バスにはまっただけってwwww 小倉さんwwwwwww pic.twitter.com/rchjWaK7VK — りな@12/22ライチ舞台 (@nb214) 2013, 12
いわゆる「黒子のバスケ脅迫事件」の容疑者が、12月15日に逮捕されたようです。『黒子のバスケ』というのは、藤巻忠俊氏が描く『週刊少年ジャンプ』連載中のマンガ。高校生のバスケットボールを描き、2013年12月現在までにコミック25巻が発売され、アニメ化もされている人気作品です。 この脅迫事件、2012年10月に当時、藤巻氏が在籍していた上智大学の体育館に「喪服の死神」を名乗った犯行声明文と硫化水素を発生させたプラスチック容器を置いたことが発端でした。逮捕容疑も、この際、上智大学の業務を妨害した、というもの。声明文には、藤巻氏への強い憎しみの感情が書き込まれていたそうです。その後も同様の脅迫事件が続き、同人イベントや出版社主催イベントなどが中止になったり、同作品とコラボしたコンビニチェーンから毒入り菓子が見つかるなど、社会的にも大きな話題になりつつありました。脅迫文の総数は約400通にもおよぶ
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