5月24日、「紀州のドンファン」こと野崎幸助氏が自宅で倒れ、その後死亡した。享年77。「美女4000人を抱いた男」としてメディアの注目を集め、今年2月には55歳年下のモデルと結婚した彼が、一体なぜ突然――。 『紀州のドンファン 美女4000人に30億円を貢いだ男』『紀州のドンファン 野望篇』の執筆構成を担当し、ドンファンに最も近かったライターの吉田隆氏が、奇怪な死を遂げる直前にドンファン本人からかかってきた電話の内容を明かす。 真夜中の着信 5月25日、深夜2時半。前日の徹夜仕事がたたり、疲れて寝ていたボクはフト目を覚ました。 携帯の電源を切り忘れていたことを、夢うつつの中で思い出したのだ。 最近、毎朝4時ごろになると、「紀州のドンファン」こと野崎さんから電話がかかってくる。せっかく熟睡したいのに、今日も電話がかかってきて起こされたら大変だ。携帯電話の電源を切らなければ……。 ドンファンと
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