心理学者ウォルター・ミシェルが1960年代末から70年代初頭に実施した、子どもの自制心や我慢に関する研究である。 4〜6歳の子供に、椅子のそばにあるテーブルの上におやつ(通常はマシュマロ、ときおりクッキーやプレッツェル)が置かれている部屋に入ってもらった。子供はおやつを食べても構わないのだが、15分誘惑に負けず手をつけずにいられたら、2つ目のおやつをもらえると約束された。 すると目を手で覆って背を向けおやつを見ないようにする子、机を蹴る子、お下げ髪を引っ張る子、ぬいぐるみのようにマシュマロを撫でる子、人がいなくなった途端に食べ始める子がいた。 The Marshmallow Test 600人以上の子供で実験をした結果、即座に食べ始めた子は少数派だった。また我慢を試みた子のうち、誘惑に打ち勝ち2つ目のおやつをもらえたのは3分の1だった。またその成否に最も影響した要因は年齢であった。 追跡研
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