大阪市長選の結果を受けて、会見を開いた(右から)公明党の待場康生幹事長、自民党の柳本顕幹事長、民主系の奥野正美幹事長、共産党の山中智子幹事長 =23日午後8時48分、大阪市役所(志儀駒貴撮影) 橋下徹の大阪市長への返り咲きが決まった23日夜、市議会の公明、自民、民主系、共産4会派の幹事長が一列に並んで記者会見に臨み、出直し選を批判した。 主義主張の違いから国政などで激突してきた4党が反橋下で強固に結びつくことを印象付ける会見に自民側は渋ったとされ、幹事長の柳本顕は「便宜上、こういう形で対応した」と釈明めいた発言をした。 しかし橋下との蜜月関係が壊れ、反動のように怒りを高める公明の待場康生は違った。次の市長選を見据え、「4会派、足並みが揃えられるような候補者を擁立したい」。 共産の山中智子も「自民、民主、公明さんに探してもらい、私たちは一生懸命、手足になってがんばる」と追随した。 1カ月余り