面談前夜、ありえないことが起きた この夏から秋にかけて、さいたまブロンコスは、獲得するべき外国人選手の調査を行ってきました。私たちが求める選手像に合致した候補が幸いなことに見つかり、数週間かけて編成担当者とエージェント会社の代表との間で条件面を詰めていきました。そして先日、エージェントからの最終提案をブロンコスの副代表がエージェントとの電話交渉の中で合意しました。 当然我々としては「契約合意にまでこぎ着けた」という認識でいました。 あとは、今後のおつきあいのためにも、選手のエージェントでもあり、エージェント会社の代表でもあるその方と、チームの代表である私が直接面会し、シェイクハンドするだけ――。 予想だにしないことが起きたのは、その面談が予定されていた日の前夜です。 エージェントから副代表に連絡がはいり、「他チームからブロンコスの提示額を超える打診があった。選手に選ばせるのでオファーシート