「10人くらい来ましたよ。でも、結局話をしたのは3人、あとはうなずいているだけで、いったい、なにをしに来たんですかねぇ(苦笑)」 あるユーザー企業の情報システム部門長からこんな話を伺いました。 「今ホスティングしているシステム基盤を、クラウドに移行してゆこうと思っているんですよ。そのための手順や運用の方法について提案を求めたら、詳しく話を聞かしてくれということで、来てもらったんです。でも、ちょっと、びっくりしましたよ。椅子も足りなくなって、困りました(笑)」 「昔なら、まずは担当の営業とSEが二人で来て話を聞いてくれたものなんですけどね・・・。」 少し、寂しそうで、残念そうな顔をされていました。 この話を伺い、改めて「アカウント営業」の必要性に気付かされました。 米国であれば、担当する製品やサービスのスペシャリストが、個別に直接お客様と対応することは特別なことではありません。それは、ITエ