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ブックマーク / www.netcommerce.co.jp (11)

  • 劣化する「優秀な人材」、AIの時代に求められる「優秀な人材」とは | ネットコマース株式会社

    何かをしてもらうためにお金を払うのがビジネスだとするならば、当然ながら何かをやり遂げてくれる人をプロと見込んで発注するわけです。「きっとこういう仕事を求めるクオリティで実現してくれるだろう」と値踏みをするのが履歴書に書かれた学歴や職歴、スキルです。しかし、40代になってなお学歴に縋る、どこそこの大企業に勤めた、どの役職であった、というのは果たして当にその中年の「仕事の品質保証」になるのでしょうか。そういうカタガキは仕事の品質とあまり関係が無くなり、取引先や企業組織や部下が求めるものは仕事に対する姿勢やこだわり、あるいはビジネス、社会に対するものの考え方へとどんどんシフトしていく。それがこれからの中高年が向き合うことを余儀なくされる環境の変化だと強く感じます。[文春オンライン・「負け組」50代の漂流・山一郎] ITが事業の合理化や生産性を支える基盤であるという考え方は、もはや過去のものに

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    nijikot
    nijikot 2018/01/06
  • 自分は「3年後に必要な存在」だろうか? | ネットコマース株式会社

    法人ビジネスの営業は、ただの販売員ではありません。英語ではSales Representativeといって、会社の代表として取引に責任を持つ人という意味があります。 営業活動とはお客さまの「困った」を解決するプロデューサーです。 クラウドの価値を正しく理解するためには、クラウドが登場した歴史的背景を正しく理解しなくてはなりません。歴史を振り返れば、その必然性がわかります。そして歴史の法則が分かれば、未来が予測できます。 暗記の勉強は卒業してください。「言葉」を知っていることと理解していることは違います。その「言葉」がどのようなお客様の価値と結びついているのかを説明できなければ知っているとは言えません。貴方たちに必要なのは、その「言葉」をお客様の業務と結びつけて、わかりやすく説明できる能力です。 「ちゃんと説明しました!」という傲慢な態度はやめませんか。それは、所詮「伝えた」という自分の真実

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    nijikot 2017/03/06
  • バイモーダルSIビジネスのすすめ | ネットコマース株式会社

    『キャズム』の著者、Geoffrey A. Mooreは、2011年に出版したホワイト・ペーパー『Systems of Engagement and The Future of Enterprise IT』の中で、「Systems of Engagement(SoE)」という言葉を使っています。彼はこの中でSoEを次のように説明しています。 様々なソーシャル・ウエブが人間や文化に強い影響を及ぼし、人間関係はデジタル化した。 人間関係がデジタル化した世界で、企業だけがそれと無関係ではいられない。社内にサイロ化して閉じたシステムと、そこに記録されたデータだけでやっていけるわけがない。 ビジネスの成否は「Moment of Engagement(人と人がつながる瞬間)」に関われるかどうかで決まる。 これまで情報システムは、顧客へリーチし、その気にさせる役割はアナログな人間関係が担ってきました。そ

    バイモーダルSIビジネスのすすめ | ネットコマース株式会社
    nijikot
    nijikot 2017/02/06
  • ルールを変えて下さい。それができなければクラウドSIerにはなれません! | ネットコマース株式会社

    「3年後に10億円の売上と10%の営業利益率の新規事業を立ち上げて欲しい。君たちには期待しているよ!」 こんな社長の期待のもとに新規事業開発プロジェクトが立ち上がりました。プロジェクト・メンバーは、業を抱える「できる人たち」であり、「このままではダメだ」と日頃発言をしている意識の高い人たちでした。 「自由に発想して欲しい。思い切って、我が社の次を担う事業を考えて欲しい。」 そんな社長の言葉に励まされ、彼らは、忙しい業の合間を割いて集まり、議論しはじめたのです。 3ヶ月後、3つのプランをまとめ、まずは担当役員に報告しました。 「なるほど、なかなか面白いアイデアだが、この事業プランで”3年後10億円”の具体的な裏付けが欲しいなぁ。これでは、稟議は通らないぞ。しかも、顧客情報をクラウド上において、スマホから利用させるというのは、当に大丈夫なのか。リスクが高くて、社内的には通らないよ。しかも

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    nijikot 2016/09/19
  • ビジネスの視点を持った専門家「アーキテクト」の必要性 | ネットコマース株式会社

    技術的な取り組みを実践するのはITの専門家たちですが、その価値や成果を評価するのは経営者や事業部門といったビジネス・オーナーの役割です。もちろん経営者や事業部門の人たち全員がITに精通している必要はありませんが、自分たちのスタッフとして、ITに精通した人材である「アーキテクト」を抱え、彼らとともにビジネスをすすめてゆくといいでしょう。先週のブログ「ITを味方に付けるための3つのステップ」で紹介の「アーキテクト」を味方に付けるのです。 「アーキテクト」とは、建築家、設計者という意味で、建築現場で作業する大工とは違い、仕組みや構造の設計、必要な機能や技術の選定、施工会社の技術を目利きするといった仕事を担います。ITの分野でも同様の役割を担うのがアーキテクトです。 もはやITは「一から作る」時代ではありません。やりたいことを実現するための様々な機能が、クラウド・サービスやパッケージ・ソフトウエア

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    nijikot 2016/04/11
  • SIビジネスのジレンマとは何か、どのようにこれに立ち向かえばいいのか | ネットコマース株式会社

    クレイトン・クリステンセンは、著書「イノベーションのジレンマ」の中で、企業の成長と衰退のメカニズムについて、次のように整理しています。 イノベーションには次の2つがある。 持続的イノベーション:確立した市場での性能改良を追求する取り組み。 破壊的イノベーション:価格や大きさ、操作の難しさなどの制約があるために消費に向かわない潜在的な顧客層(無消費)を新たな市場として開拓する取り組み。 「破壊的イノベーション」により生みだされた製品は、初期段階では既存技術に比べてコストは安いが最初は性能が劣っているため既存顧客のニーズを満たすことができない。そのため、既に大きな市場規模を持つ既存市場に参入することができず既存技術の製品に比べて収益性が劣る。そのため既存技術で成功している企業は「破壊的イノベーション」の存在を知りつつも「持続的イノベーション」の追求を優先する。 イノベーションによる性能改善は、

    SIビジネスのジレンマとは何か、どのようにこれに立ち向かえばいいのか | ネットコマース株式会社
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    nijikot 2016/03/22
  • SIビジネスに内在する構造的不幸 いま仕事があってもその本質は何も変わっていません | ネットコマース株式会社

    「そろそろ、人剰り(あまり)が始まりますよ。」 つい先日のことです。ある大手SI事業者の経営幹部からそんな話を伺いました。 「番は来年4月からです。そろそろテスト・フェーズですからこれまでほど人手はかかりません。」 では、どうすればいいのでしょうか。これまでも、このブログでその筋道を整理してきました。しかし、改めて、いまのSIビジネスの何が問題なのかを明確にしておきたいと思います。いまの特需で人手が足りないほどに忙しとはいえ、この質は何も変わっていないのです。だから仕事があっても単金が上がらないし、利益も増えないのです。この現実に真摯に向き合わなければ、例え新しい取り組みをはじめたところで屋上屋を架すだけのこと、何ら質的な解決には至りません。 言うまでもありませんが、ビジネス・スピードの加速やグローバル化への対応は、待ったなしの状況にあります。それに伴うビジネスプロセスの変革や競争力

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  • ポストSIビジネス:4つの戦略と9つのシナリオ(2) | ネットコマース株式会社

    先週紹介させて頂きました「第1象限:ビジネス同期化戦略」に続き、今日は、「第2象限:アプリケーション・プロフェッショナル戦略」を考えます。 第2象限:アプリケーション・プロフェッショナル戦略 「アプリケーション+専門特化」の戦略です。従来型SIビジネスで培った業務ノウハウを活かし、専門特化することで競合との差別化を図ります。 特化型SaaS/PaaS 従来型SIビジネスやパッケージ製品の開発で培った業務ノウハウをクラウド・サービスとして提供するシナリオです。 「SaaS」は、業務アプリケーションをクラウド・サービスとして提供するもので、企業規模の大小にかかわらず多くの企業が参入しています。Worldwide Cloud Applications Market Forecast 2014-2018 2014.7によると、クラウドアプリケーションの2014年から2018年までの年平均成長率は、

    ポストSIビジネス:4つの戦略と9つのシナリオ(2) | ネットコマース株式会社
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    nijikot 2015/08/22
  • ポストSIビジネス:4つの戦略と9つのシナリオ(1) | ネットコマース株式会社

    「新しいテクノロジーや開発手法を駆使し、従来型の工数積算にこだわらず、収益構造にも工夫したビジネス・モデル」 前々回のブログで、「ポストSIビジネス」をこのように定義してみました。ただし、従来型SIビジネスの継続は、これに含みません。また、規模の経済が威力を発揮するIaaSや汎用型PaaSビジネスについては、従来型SIビジネスを主な事業としている企業にとって、資金力のある大手サービス・プロバイダーと容易には太刀打ちができないため、これも除外しました。 ここでは、従来型SIビジネスでの経験や人材を活かすことができ、事業規模が大きくない企業でもチャレンジ可能なビジネスを「ポストSIビジネス」とし、そのシナリオを考えてゆくことにします。 「アプリケーション」志向か「インフラ」志向か、あるいは、「専門特化」志向か「スピード」志向か。これら2つの軸で、ポストSIビジネスを4つの戦略、9つのシナリオに

    ポストSIビジネス:4つの戦略と9つのシナリオ(1) | ネットコマース株式会社
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    nijikot 2015/08/16
  • 問われるIT営業の存在意義、求められるアカウント営業 | ネットコマース株式会社

    「10人くらい来ましたよ。でも、結局話をしたのは3人、あとはうなずいているだけで、いったい、なにをしに来たんですかねぇ(苦笑)」 あるユーザー企業の情報システム部門長からこんな話を伺いました。 「今ホスティングしているシステム基盤を、クラウドに移行してゆこうと思っているんですよ。そのための手順や運用の方法について提案を求めたら、詳しく話を聞かしてくれということで、来てもらったんです。でも、ちょっと、びっくりしましたよ。椅子も足りなくなって、困りました(笑)」 「昔なら、まずは担当の営業とSEが二人で来て話を聞いてくれたものなんですけどね・・・。」 少し、寂しそうで、残念そうな顔をされていました。 この話を伺い、改めて「アカウント営業」の必要性に気付かされました。 米国であれば、担当する製品やサービスのスペシャリストが、個別に直接お客様と対応することは特別なことではありません。それは、IT

    問われるIT営業の存在意義、求められるアカウント営業 | ネットコマース株式会社
  • SIerのクラウドは、生き残ることができるのか? | ネットコマース株式会社

    「SI事業者が提供するクラウド・サービスは、生き残っていけるのでしょうか?」 ある講義の中でこんな質問を頂きました。私は、次のように答えました。 「これまでのユーザー企業との関係を踏襲したままでのクラウド・サービスは、長続きするとは思えません。」 「イノベーションのジレンマ」の中で、著者であるクリスチャンセンは次のようなことを述べています。 新技術のほとんどは、既存製品の性能を高めてゆくものです。各社はそれを競い、完成度を高めてゆきます。その行き着くところは、市場の求める要求を越えるものとなり、それ以上の性能の向上は、もはや競争力を生みだすことはなくなります。そうなると今度は価格競争となり、市場は拡大しつつも収益を上げることが難しくなります。 時として、同じ市場のニーズをカバーする全く新しい技術が生まれることがあります。この技術は、短期的には既に市場に存在する技術に比べて性能の劣るものでし

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