武田俊「『文化系』のための高校野球案内 あるいは『みんな』のためのスポーツを巡って」 2010年08月09日13:16 担当者より:文芸誌『界遊』の作り手で、ライターとしてもご活躍中の武田俊さんに高校野球について論じていただきました。ちょうど高校野球が盛り上がるシーズンでもありますので、ぜひご一読ください。 更新日:2010/08/09 今年、2010年の上半期はスポーツの話題が多い時期となった。バンクーバー五輪、南アフリカでのワールドカップという、国際規模のスポーツ大会が続いたのがその最たる理由となっているのは明白だろう。筆者も一スポーツファンとしてどちらの大会も楽しく観戦していたのだが、プレイや勝敗とは関係のない所で1つ気になることがあった。それは「にわか」と呼ばれるような、その競技自体に普段は関心がないのだが、その時々の大会の盛り上がりのみに乗っかるような観客についての発言が飛び
現代ロシアを代表するソクーロフ監督による「近親」をめぐる3部作の第1弾。ここでは「母と息子」に焦点を当てている。 森の中で死を待つ母親と、それを看取る息子。喪失の瞬間をピクチャレスクな風景の中に描くソクーロフ美学の達成・どこの国とも知れない森の中の一軒家で、息子が母親を看病している。間もなく死を迎えることを察している二人は、互いを深く思い合いながら最後の時間を過ごそうとしている。息子は母を背負って最後の散歩に出かけ、なだらかな草原から、背の高い木で昼間も暗い森、さらには険しい山に至るまで、さまざまな風景のなかを二人で巡る・・・。
現代ロシアを代表するソクーロフ監督による「近親」をめぐる3部作の第2作目。『マザー、サン』(1996年)で「母と息子」を描いたのに続き、今回は「父と息子」に焦点を当てている。 屋根裏部屋にひそやかに暮らす父と息子。官能的なまでに濃密な二人の関係を描き出すソクーロフ美学の到達点・父と息子が古びたアパートの屋根裏部屋で暮らしている。父は元軍人だが、トラブルに巻き込まれたため現役を退いて予備役となっている。息子は、幼い頃に母をなくし、父の男手ひとつで育てられた。亡き妻の姿が重なる息子を心の底から愛し、手放したくない父と、愛する父のいない暮らしが想像もつかない息子。しかし、息子は20歳を迎え、軍学校を卒業し社会へ出て行く時が迫っている・・・。
ドストエフスキー短篇最高傑作「やさしい女」と初期の佳品「白夜」。テンポよいストーリー展開で視覚的にも読者に訴えかける二作の魅力を最大限引き出した新訳。
http://www.velvetsun.jp/schedule.html#9_2 マンガを熱く語り合うトークセッション! 9/2(木)open start/18:00〜 @荻窪velvetsun http://www.velvetsun.jp/ 予約:1500円/当日:1800円(+1drinkオーダー) 差し入れ歓迎! GUEST:タナカカツキ(マンガ家)、山本精一(音楽家) MC:吉田アミ(前衛家)、中村賢治(時代屋店主/音楽家) BGM&LIVE:吉田アミ 水木しげる、諸星大二郎、つげ義春、楳図かずお、伊藤潤二……∞ 今回は夏の終わりにふさわしく怪奇・幻想マンガを特集します! ゲストには前回に引き続き山本精一氏を迎え、叙情派マンガ家・タナカカツキ氏が緊急参戦!どう転んでも面白くならないはずはないおしゃべりに期待!「ゲゲゲの女房」効果で俄かに注目される怪奇・幻想マンガとは何か?ホラー
鮮やかな色彩と幻想的な作風で親しまれるシャガール(1887-1985)。旧ロシア帝国のヴィテブスク(現ベラルーシ共和国)にユダヤ人として生まれましたが、1900年代初頭に始まるロシア・アヴァンギャルドの歴史と密接な関係があったことはあまり知られていません。 本展は、ジョルジュ・ポンピドー国立芸術文化センターが誇るシャガールの代表作でシャガールの人生を追いながら、ロシア美術史にシャガールを位置づけようとするものです。シャガール自身と故国ロシア、彼の世界観、家族、想像の世界とのつながりを検証し、20世紀の巨匠シャガールへの理解を深めることを意図しています。 パリのポンピドー・センターが所蔵するシャガール作品は、シャガールが手元に残していた特別な作品を死後に遺族が寄贈したものや、生前作家本人が寄贈した代表作が中心となっています。いわば「シャガールのシャガール」ともいえる充実したコレクションであり
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