※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています イラストレーターの吉田誠治(@yoshida_seiji)さんがTwitterに投稿した「空気遠近法の原理」がわかりやすいと人気です。背景画を描くときの参考になりそうです。 2つの空気遠近法を紹介します。ひとつめはレイリー散乱。遠くの物ほど青く見える現象です。空気中の微粒子などによって起こる現象で、湿度が低い欧米では遠景が青く見えます。 ふたつめはミー散乱。空気の濃いところほど白く見える現象です。空気中のチリや水蒸気など大きめの粒子によって起こります。湿度が高い日本では遠景が白くかすみます。 2種類の散乱による自然現象を見ていきましょう。レイリー散乱で、夕焼けが赤く見える現象を説明できます。昼は太陽の光が通過する大気の層が薄いので、青い光だけが散乱して青く見えます。一方、朝夕は大気の層が厚いので、散乱しやすい青い光は見る人に到達する