電通のプロジェクトチーム「DENTSU DESIRE DESIGN(デンツウ・デザイア・デザイン)」は3月22日、2021年から実施している「心が動く消費調査」の最新結果をもとに、人間の消費行動に強く影響を及ぼすドライバーとなる感情を分析した「11の欲望」を更新・発表した。
電通のプロジェクトチーム「DENTSU DESIRE DESIGN(デンツウ・デザイア・デザイン)」は3月22日、2021年から実施している「心が動く消費調査」の最新結果をもとに、人間の消費行動に強く影響を及ぼすドライバーとなる感情を分析した「11の欲望」を更新・発表した。
【前回はこちら】フリー転向の誘惑!? ベンツに心奪われながらもデジタル映像の道へ 「アリナミンV」のCMは初期デジタル映像技術の金字塔 東北新社の新しいデジタル映像基地「オムニバス・ジャパン」に住み着いて、デジタル映像を使った新しいCMをつくり始めていた僕でしたが、1989年に初期のデジタル映像技術の金字塔ともいえる(自分ではそう思てました)作品を演出させてもらいました。 博報堂の安藤輝彦CD+河野俊哉プランナーによる武田薬品工業(当時)の「アリナミンV」のCM。なんとハリウッドの大物アーノルド・シュワルツェネッガーを起用した「魔人V」です。 なんちゅうても撮影はハリウッドです。なんちゅうてもまだあんまり実用化されてなかった「モーションコントロールカメラ」です。 「モーションコントロールカメラ」っちゅうのは、コンピュータで制御してカメラにおんなじ軌道をなんべんもなんべんも走らせることができ
逆襲していなかったテレビ、2019年の「日本の広告費」が発表に ほぼ一年ぶりに「アドタイ」で書きます。もはや連載だかなんだかわからなくなっていますが。 去年書いたのは「逆襲するテレビ」と題した記事。2018年の「日本の広告費」が発表され、インターネット広告費がついにテレビ広告費に追いついた。でもテレビ広告は世帯視聴率から個人視聴率に指標を変え、どんな人が番組を見ているかもデータで示して「逆襲」しますよ。そんな内容の記事でした。 さて先日、2019年の「日本の広告費」が発表されました。そこからテレビ広告費(地上波のみ)とインターネット広告費、そして新聞広告費の数字を抜き出して、1985年から去年までの推移を折れ線グラフにしたのが下の図です。 ネット広告費がテレビ広告費を追い抜いて、突き放してます。テレビ広告費はダダ下がりですね。テレビ広告費が1兆7345億円、ネット広告費が2兆1048億円で
Brandon Hill Founder & CEO, btrax, Inc. San Francisco State University 工業デザイン学科卒業。日米の企業に対してブランディング、マーケティング、コンサルティング業務を提供。グローバル市場向けのデジタルマーケティングやソーシャルメディアに精通。新事業創造カンファレンス基調講演、経済産業省 始動プロジェクト公式メンター、サンフランシスコ市政府アドバイザー、Dream Gate Awardアドバイザー。 例えばECサイトであれば、サイト訪問から商品の選択、チェックアウトのプロセスが完了するまでの時間が短い方がより効率的な買い物ができたことになる。逆に滞在時間が長ければ、それほどユーザーが迷っていることとされ、サイトの改善が求められる。 そのこともあり、最近の海外ECサイトやランディングページなどでは、UIをできるだけシンプルに
動画広告が不愉快なのはなぜか? 最近、動画広告が盛り上がっているようです。盛り上がってるぞ、というデータや記事がもりもり出てきているので、確かめたい方は適当にググってもらえればと思います。どんどん出てくると思います。 でも、そんなに調べたりしなくても、そもそもネットをぼーっと見てると動画広告によく遭遇しますよね。前よりずっと、接する頻度が上がっている。それこそが、盛り上がっている証でしょう。 ただ、動画広告は時に、非常に不愉快です。 Facebookにわりとよく流れてくるメディアがあり、ちょっと気に入っているコラムニストがそこで書いてたりします。ああ、また新しいコラムだ、とそれなりの積極的な気持ちで記事を読みはじめると、画面の上からびろーんと枠がせり出してきて視界を大きく占拠し、「なんだこれ?」と思ったら動画広告でした。 ものすごく不愉快になり、そのコラムのページそっくりそのまま閉じてしま
コピーライターの仕事というと、テレビCMのキャッチフレーズなどを連想する人が多いと思いますが、ネット通販やカタログにある商品コピーも、書いているのはコピーライターです。同じコピーライターの仕事でも、前者は一行のキャッチフレーズ、後者は本文をメインとする長い文章。制作の過程はまったく別物のようにも思えますが、実はそんなこともないのです。 そもそもコピーライターという仕事を有名にしたのは糸井重里さんだと思いますが、その糸井さんは、以前に取材でお会いした時にこうおっしゃっていました。「一本の短いコピーをクライアントに受け入れてもらうためにも分厚い企画書をつくったり、相手を説得するために勉強したりと膨大なエネルギーと時間がいる。報酬のほとんどはそっちにかかるほどで、作業自体はとても地道。キャッチコピーはトイレでハッとひらめく!という人がいるけれど僕には信じられない」。 糸井さんが最終的な作品として
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