18日(現地時間)、サンフランシスコで開催されたTwilioCON3の会場で、3つ日本企業が、TwilioのAPIを利用した自社サービスや取り組みついて発表を行った。 TwilioCON3は、テレフォニーAPIのプラットフォームプロバイダーであるTwilioが主催するプライベートカンファレンスであり、世界各国から同社のユーザー(開発者、サービスプロバイダ)やパートナー企業が集まり、スポンサー企業の展示や3つのトラックによる合計33のテクニカルセッションなどが実施される。2013年の参加者は過去最高の2000人を超えたという。なお、Twilioは上場前のベンチャー企業であり、TwilioCON3の参加費は800ドルからとなっている。 今年のTwilioCON3では、日本企業のセッションも設けられた。昨年はKDDIウェブコミュニケーションズ(KWC)とTwilioの提携が発表され、同社の講演が
大塚商会は4月18日、飯田橋の本社ビルにて「Autodesk Solution Day 2013」を開催した。今回のテーマは「~全体最適を目指して~つながる!ひろがる!最新の業界別ソリューション」というもの。リーダーとしての考え方や人材育成、設計開発全体の最適化につながる具体的手法、ユーザー事例など、企業競争力をつけるためのノウハウやソリューションが紹介された。ここでは米オートデスク社のアジアパシフィック地区セールス責任者であるパット・ウィリアムス氏による講演「オートデスクがリードする、製造業における3D活用技術の新しい潮流~クラウド、モバイルからMAKERSまで~」について報告する。 3Dデザイン/エンジニアリングソフトウェアのリーディングカンパニーであるオートデスク。同社のビジョンは、何百万人ものプロデザイナーから建築家、芸術家、学生、趣味で使用する一般ユーザーまで、幅広い層が活用でき
筆者の注目しているスマートフォン向けサービスの一つがAppleの「Siri」に代表される音声エージェント系サービスである。スマートフォンに話しかけることで、まるでスマートフォンが秘書のごとく、端末機能を操作してくれたり、Webから情報を引き出してきて提示してくれる。Siriに対して、NTTドコモでは「しゃべってコンシェル」としてAndroidスマートフォン向けにサービスを提供しているし、KDDIも「おはなしアシスタント」というアプリを提供している。またYahoo! JAPANでも、Yahoo!のコンテンツを有効活用した「音声アシスト」というアプリをAndroid向けに提供する。 これら音声エージェント系サービスは、わが国ではまだまだ利用が少ないように感じられる。わが国の場合、どうしても人前で声や音を出すことに抵抗を感じる方も多いようで、スマートフォンに話しかけるという行為がなかなか受入れら
日本電信電話(NTT)は8日、「HTML5」を用いて1つのコンテンツ情報(ワンソース)を複数の端末(デバイス)に合わせ、自動で分割および連携できるコンテンツ分割・連携技術を、同社のサービスエボリューション研究所が開発したことを発表した。 「HTML5コンテンツ分割・連携技術」は、複数のデバイスに搭載されたHTML5ブラウザとWebサーバの間で機能し、WebコンテンツをDOM(Document Object Model)による部分コンテンツ(映像画面、操作画面、情報画面など)に分割できる。またこの部分コンテンツは、ユーザーの利用シーンに合わせ複数のデバイスに自在に振り分け可能で、別々のデバイスに振り分けたコンテンツ同士を同期させることも可能となっている。 これにより、サービスを提供する事業者は、1つのコンテンツを用意するだけで、マルチデバイスを連携させるサービスに対応可能となる見込みだ。また
米Googleは26日(現地時間)、同社の「Google X Labs」が人間の脳をシミュレーションする研究で大きな成果を挙げたと発表した。コンピューターが猫を認識する能力を自ら獲得することに成功したという。 自動運転車の研究などでも知られる同研究所は、人間の脳の働きをシミュレーションするために大規模なネットワークを用いる新たの方法を開発。このシステムにYouTubeの動画を1週間見せつづけたところ、猫がどういうものかを学習し、猫を認識できるようになったという。 従来の技術でもコンピューターに画像を見分けさせることは可能だが、例えば人間の顔をコンピューターに自動選別させるには、人間の顔がどういうものかを人間がコンピューターに教育する必要がある。しかし、今回の研究成果では、コンピューターは猫がどういうものであるか人間に教えられること無く、自力で理解した。これは機械学習の「self-taugh
電気を貯蔵する機能を持ち、必要なところに必要なだけ供給することができる次世代送電網、スマートグリッドへの関心は、世界的に高まる一方だ。 今は東日本大震災後という時節柄、電力不足の緩和効果や再生可能エネルギーの有効活用、エネルギーの地産地消といった点が注目されがちだが、スマートグリッドの効能はそれだけではない。各国がスマートグリッドの導入に動き始めている大きな動機のひとつに電気自動車(EV)普及への対応がある。 クルマはもともとエネルギーを大量に消費する乗り物で、EVの場合も100km走るのに使う電力の量は、平均的な一般家庭の一日分に匹敵する。今はまだEVの台数がごく少ないために、トータルの使用電力量は取るに足らないものだが、EVの台数が増えれば、エネルギーをどう供給するかということが深刻な問題となるのは確実だ。 世界の自動車メーカー各社はEVを活用するためには、電力供給を能動的にコントロー
KDDI研究所は9日、携帯電話で撮影したテレビ画面上に仮想的なインターフェイスを重ね合わせることで、携帯電話のタッチスクリーンでテレビ画面を直感的に操作可能な、テレビ・携帯電話連携技術を開発したことを発表した。 「実空間透視ケータイ」や「セカイカメラ」など、携帯電話におけるAR(Augmented Reality、拡張現実感)技術を応用し、テレビ画面に携帯電話をかざすことで、テレビ画面上に重畳された仮想的なボタンやオブジェクトを携帯電話に表示する。携帯電話から直感的に関連Webページへ遷移することも可能。 この技術では、携帯電話のカメラから取り込まれる画像を、ARの基本となるマーカー画像の認識に適した画像へ高速に変換するとともに、処理対象となる画像データ量を間引くことによって、マーカー画像の認識精度を低下させることなく処理の軽量化を達成した。さらに、独自に定義した携帯電話用のプロファイルデ
NECは4日、新世代ネットワークに向けた技術「OpenFlow」を用いて、従来より固定網で実現している動的な最適経路制御技術を、モバイル網で実現する技術を開発したことを発表した。 「OpenFlow」は、ネットワークの通信単位を“フロー”として定義し、フロー単位できめ細かな経路制御や品質確保などが可能な技術。米国Stanford大学が中心となり設立した「OpenFlowコンソーシアム」が提唱している技術およびインターフェイス仕様の総称で、NECは設立当初から同コンソーシアムに参加している。 今回開発された技術は、複数基地局の利用状況をモバイル通信方式に応じて収集するモジュールなどを利用して、モバイル網における位置情報や電界強度、通信資源の利用状況、およびモバイルバックホールの混雑状況を鑑みて最適なモバイル通信経路を動的に決定する機能となる。この技術により、通信基地局やネットワーク回線・スイ
ソフトバンクBBとサイオステクノロジーは8日、Webアプリケーションおよびクラウドコンピューティングを利用する際の認証サービスにおいて、よりセキュアなアクセスを提供することで合意した。 ソフトバンクBBの携帯電話を利用した本人認証システム「SyncLock(シンクロック)」と、サイオスが提供するクラウドコンピューティングのシステムインテグレーションサービスを連携させたもので、企業内ネットワークとクラウドコンピューティングの「より安全」で「より便利」なアクセスを実現するものとなる。今後両社はそれぞれのサービスの強みを活かして、経営コストの削減を総合的に支援し、かつセキュアな情報システム環境の構築を提案していくとしている。なお16日に、「SyncLockとサイオス クラウドインテグレーションによる認証ソリューションのご案内」セミナーをソフトバンクBB 汐留本社ビル11F(東京都港区東新橋1-9
NTTぷららは26日、映像配信サービス「ひかりTV」の公式ホームページにて、「ひかりTV」が提供する専門チャンネルの番組、ビデオ作品、カラオケ楽曲を横断的に検索できるコンテンツ検索機能を追加した。 1つのキーワードから、3つの提供サービスにまたがって検索できる機能をもつホームページは、同業界において「ひかりTV」が国内初とのこと。また19日より「ひかりTV」のビデオサービス操作画面上においても、タイトルおよび出演者から作品を検索できる機能を追加する。従来のジャンルやビデオ番号からのコンテンツ検索に加え、今回開始したホームページ上での検索など、さまざまな検索方法を利用することで、10,000本以上のビデオ作品のなかから見たい作品をより早く、より簡単に探し出すことが可能になるという。 「ひかりTV」ホームページと、「ひかりTV」サービスのコンテンツ配信システムを連携することにより、「ひかりTV
NECは27日、人々のコミュニケーションを活性化するシステムとして、空間演出メディア「ActiveAvatar(アクティブアバター)」を試作したことを発表した。慶應義塾大学との共同実験により有効性も検証したとのこと。 今回開発された「ActiveAvatar」は、ディスプレイの前に集まった複数の利用者それぞれのアバターや名前、所属、トピック情報などをディスプレイに自動的に表示することで、利用者が初対面でも話しやすい雰囲気を作り出し、気軽なコミュニケーションの“きっかけ”を提供するシステムとのこと。ディスプレイと一体化されたタッチパネルの操作により、簡単にプロフィール交換を行うことができる。このシステムは、利用者の情報が蓄積されたサイバー空間と、共用ディスプレイの前にいる利用者が他の人と交流するリアル空間をつなぐことで、従来IT化が進んでいなかった、リアル空間でのコミュニケーション活性化を促
日本電信電話(NTT)、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)、NTTぷららは18日、TV向け映像配信(IPTV)サービスの高度化を目指し、各種技術やサービス性の検証を「ひかりTVラボ」として共同で実施すると発表した。 「ひかりTVラボ」は、IPTVサービスのあらたな付加価値サービス・技術について、展示会などでの意見のフィードバックや各社共同での評価を行った上で、IPTVサービス「ひかりTV」のプラットフォームを利用して各種トライアルサービスとして提供するなど、技術・サービスの有効性検証を効率的に行うための枠組みとのこと。その一環としてNTTのサイバーコミュニケーション総合研究所において開発された「パーソナライズ型視聴サービス」「IPTV/モバイル連携サービス」をはじめとする付加価値技術についても、「ひかりTVラボ」の枠組みを活用して有効性を検証していく予定だ。 なおパーソナライズ型
アカマイは12日、クラウドコンピューティングにおける分散処理技術「EdgeComputing」に関するアライアンス「EdgeComputingアライアンス」の結成を発表した。 EdgeComputingは、これまではクラウドコンピューティング内ですべて行っていた処理の一部をアカマイが設置したエッジサーバに分散させる技術。例えばこれまでは商品の検索サービスでは、検索から画面の表示まですべての処理をオリジンサーバだけで行っていた。EdgeComputingでは、オリジンサーバが出力した検索結果をエッジサーバが受け取り、画面を生成するといった分散処理が可能となる。 エンドユーザはEdgeComputingに対応したサービスにアクセスすると、エッジサーバは分散処理に必要なアプリをオリジンサーバから自動的に受け取り分散処理を行う。そのためエンドユーザは、これまでのアカマイのCDNと同じようにEdge
10日、アイドックとアスペクトは、電子書籍をP2Pネットワークでも配信できるフォーマットと、実際の電子書籍販売等を開始すると発表した。 この技術はアイドックが持つ「KeyringPDF」をベースに、「超流通」の機能を実装した電子書籍フォーマットだ。PDFには自由に閲覧できる立ち読み部分と暗号化によって保護された全体のコンテンツがある。この暗号化は各コピーごとに決済処理をすると解除できるようになっている。つまり立ち読み部分を見て、気に入ったら購入手続きをすれば続きが読めるようになるPDFだ。これらの機能はPDFファイルに埋め込まれているので、クライアント側(主にPC)に特別なソフトウェアや事前にサイトへのアカウント登録などは必要ないただし、。KeyringPDFはAcrobatのプラグイン機能なので使っているPDFリーダーにこのプラグインがインストールされている必要がある。KeyringPD
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く