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ブックマーク / zen.seesaa.net (15)

  • メディア・パブ: プラットフォームのオープン化とは

    Facebookが先週、オープングラフを打ち上げた。ソーシャルグラフのオープン化ということで、議論が沸騰した。 かように、プラットフォームのオープン化議論は活発である。以下の表は、ハーバード大学のTom Eisenmann教授らの論文をもとに、代表的なプラットフォームのオープン/クローズ化を整理したものである( cdixon.org – chris dixon's blogより)。 Eisenmann氏が認めるように、たとえばiPhoneはエンドユーザーにとって完全にオープンではない。特定のキャリアのケータイサービスを使わないとダメであったりするからだ。また開発者にとって完全にクローズかと言えば、かならずしもそうではない。ということで、上の表をもとに、議論してくださいということか。 ◇参考 ・The tradeoff between open and closed(cdixon.org –

    nikkoro
    nikkoro 2010/05/12
  • メディア・パブ: Web2.0に至る流れを納得できる優れたビデオ

    このビデオは2日前にSomewhat Frankというブログで見つけて,出来の良さに感心していた。実は,そのブログよりももっと早く,日のPOLAR BEAR BLOGさんが紹介していたようだ。 米国のブログ界隈では,口コミで瞬く間に評判になっている。すぐに,このビデオはTechnoratiの Popular Youtube.com Videosで1位にランクされており,またビデオを紹介したSomewhat FrankのブログエントリーはDiggの技術部門ニュースのトップに躍り出ていた。 *Tchnorati(クリックで拡大可能) *Digg 4分少々の短いビデオながらWeb2.0に至る流れをうまくまとめた秀作である。カンサス州立大学文化人類学科のMichael Wesch 助教授が制作しており,"The Machine is Us/ing Us" というタイトルからも分かるようにメッセー

  • メディア・パブ: クラウドコンピューティング市場/技術を俯瞰する図

    2008年はクラウドコンピューティングの年になる。そのようなことを昨年末に書いた覚えがある(この記事)。バズワードとしてWeb2.0が陳腐化してきた昨年あたりから脚光を浴び始めたのが,クラウドコンピューティングである。 確かに旬のテーマになってきた。でもしばらくウォッチしていないと,方向感覚を失ってしまっていた。クラウドコンピューティング市場/技術の全体像をビジュアルな図で紹介しているブログに出会ったので,取り上げて見る。 ドイツ技術リサーチャーMarkus Klems氏 (Research assistant at Germany-based FZI Research Center for Information Technology)のブログである。最初の図は,クラウドコンピューティングのプレーヤーを示している。 Merrill Lynchの“The Cloud Wars: $100

  • メディア・パブ: インターネットTVの本流は,YouTubeかHuluか

    Google owns the biggest television station on the planet”。米経済誌ForbesはGoogle傘下のYouTubeを世界最大のTV局だと持ち上げる。 Nielsen Onlineが発表したVideoCensusデータを見ても,確かにYouTubeが独走しているようだ。今年2月のオンラインビデオのストリーム総計はYouTubeが29億と,世界総数の48.5%も占めている。 Fox Interactive Media が4億,Yahooが2.45億なので,他サイトを圧倒している。2月の月間ユニーク視聴者数も抜きん出ており,7000万人と世界シェアで60%となっている。 オンラインビデオ市場でもGoogleが主導権を握ろうとしているのだ。その動きに対抗して登場してきたのが動画ストリーム配信サイトHulu.comである。米NBC Unive

  • メディア・パブ: 充実する米英新聞社サイトのアーカイブサービス,200年前の記事も検索対象に

    米国や英国の新聞社サイトがデジタルアーカイブを充実させている。英Times(Times of London)も200年以上前の記事も対象にしたデジタルアーカイブを構築中だ。正式サービス前の約2ヶ月間,無料で利用できるようにするという(Journalism.co.ukより)。 The Times ,The Sunday Times ,Times Onlineの記事が含まれる。なんと,1785年の記事から 対象となる。ということは,歴史書や教科書でしか知らなかった次のような産業革命時代の出来事も,ニュース記事として読めるようになるはず。 1785年:カートライトが力織機を発明 1811年:ラッダイト(機械打ち壊し)運動 1814年:ジョージ・スチーブンソン が蒸気機関車を実用化 1834年:チャーチスト運動 1848年:マルクスとエンゲルスの共産党宣言 などの出来事を,当時のジャーナリストがど

  • メディア・パブ: 止まらないグーグルの頭脳流出,活気づくスタートアップに転職

    Googleからの人材流出が止まらないようだ。IPO前にストックオプションを取得し,入社4年後にオプションをすべて受け取った従業員が,同社を辞めていくことは避けられない。 この1年間に約6000人も新規採用するほどの大企業となったGoogleでは,やりがいのある挑戦的な仕事を見出せなくなったのかもしれない。すでに,優秀なキーパーソンがFacebookなどに続々と転職している。 Wired.comが,Googleを飛び出た人の一覧を掲載していた。彼らが転職した企業を以下に紹介する。ほとんどがスタートアップである。おもしろいベンチャーが目白押しだ。彼ら自身が起業したスタートアップもある。 *Cuill:すでに話題になっている検索エンジン。インデックス化コストがGoogleの10分の1とか。relevanceの点でも優れているとか。 *HowCast:人気上昇のハウツー動画サイト。YouTube

  • メディア・パブ: ネット中立性の危機,米大手ISPがP2Pトラフィックをブロック

    大手ブロードバンドISP(インターネット接続業者)でもあるComcast(コムキャスト)が,P2Pトラフィックをこっそりとブロックしている・・・・。 これを暴いたのが,通信社AP(Associate Press)のレポーターPeter Svensson氏である。BitTorrentを使って,Philadelphia とSan Francisco にあるコンピュータのファイルをダウンロードしてみたところ,3回のうち2回がブロックされたという。3回目はダウンロードが実行できたが,10分も遅延があった。 Philadelphia とSan Francisco のコンピュータはいずれも,Comcastのケーブルモデム経由でインターネットに接続されていた。ダウンロードを試みたファイルは合法的なものだし,ファイルサイズも並の大きさである。通常なら,勝手にブロックされないはずだ。また,多くのBitTor

  • メディア・パブ: Morgan StanleyのWeb2.0サミット用プレゼン資料,整理されたデータが役立つ

    Morgan StanleyがWeb2.0 Summitで使ったプレゼン資料“Tehnology / Internet Trends - Web 2.0 Summit”が公開されている。 インターネット産業/技術の最新動向を俯瞰できる。データも豊富なので,頭の整理に役立つ。同SummitはO'Reilly Media, Inc.の主催で,10月17日~19日に開かれた。そのプレゼン資料を,以下に張り付けておく。 この中から,目にとまったページを以下に。インターネットのバックボーンは未だに米国が中心であるが,ブロードバンドやモバイルのアクセス系は,日韓が先行している。サービス分野でも,ユーザー普及の点では米国に劣らない国が少なくない。 中国のインターネット市場の拡大ペースは加速化している。 インターネット産業も寡占化が進んでいるが,勝ち残り企業間の戦いは激しくなっていく。 次はSaaS(So

  • メディア・パブ: エンターテイメント性の高いコマーシャルをウェブ/モバイル/TVへ配信

    TVコマーシャルの効果を疑う広告主が増えている。一方で,デジタルネーティブと呼ばれる若者は,大半のTV広告をつまらないとそっぽを向いている。 でもエンターテイメント性の高い面白い動画コマーシャルだと,YouTubeの例からも明らかだが,好んで視聴してもらえそうだ。口コミ効果も期待できる。 そこで,Firebrandが,コンテンツとして魅力のあるコマーシャル配信サービスを手掛けることになった。まず,以下のサンプルの動画を視聴すれば,納得をするのでは。 *About Firebrand *Firebrand Teaser *Firebrand Web Demo クールなTVコマーシャルを集めた動画だと,つい魅入ってしまう。Firebrandの新しいオンラインコマーシャル配信サービスは10月22日から始まる。Microsoft , Peacock Equity Fund (GE and NBCU

    nikkoro
    nikkoro 2007/10/02
  • メディア・パブ: プロフィールアグリゲーターがネット時代の名刺になるかも

    Web2.0ブームの追い風に乗って,今や,UGC(ユーザー生成コンテンツ)をベースにしたサービスがすっかり定着してきている。ソーシャルニュース,ソーシャルブックマーク,ソーシャルサーチ,動画共有サイトなどなど,共有知とかがもてはやされて,どこもかしこも「ソーシャル・・・・・サービス」で溢れている。 SNSやソーシャルブックマーク,ソーシャルニュース,写真/動画共有サイトに加わったり,さらにブログを書いたりと,個人でいろんなソーシャル系サイトに関わっている者が増えている。各サイトで自己紹介のページを用意して,別々にコミュニティー活動を繰り広げていることになる。 こうなってくると,個人のプロフィールページを核にして,参加しているソーシャル系サイトの活動とリンクしたサービスが欲しくなる。特定個人の総合ホームページである。第三者から見れば,個人の活動が俯瞰できることになる。 そこで,プロフィールサ

  • メディア・パブ: 草の根WiFiの新顔“Meraki”,ユーザー連携でブロードバンドアクセスを

    草の根の無線LANサービス“Meraki Networks ”が,一部マニアの間で注目されている。 同じような草の根WiFi(無線LAN)サービス“FON”が,2006年の年初に話題になった状況と似ている。MerakiもFONと同じく,Googleから資金調達を受けている。 Merakiは,ユーザー設置の無線LAN装置をメッシュ状につなげたネットワークで,ブロードバンドアクセスを実現させるサービスである。つまり草の根WiFiネットワークで,ブロードバンドのラストワンマイルを安価に提供できることを狙う。ブロードバンド・アクセス・コストを,一家庭あたり月間1~2ドルで済ませたいという。 ユーザーが設置する無線LAN装置(リピーター付き)は,室内用が49ドルで,屋外用が99ドルである。屋外用は全天候型で,外壁などに貼り付けて利用する。屋外用の出荷は今夏の予定。また屋外用にはソーラー発電装置が付け

  • メディア・パブ: レッドソックスファンのTwitterに松坂大輔グッズの広告が

    Forrester Research のPeter Kim氏のブログで,面白いエントリーを見つけた。レッドソックス(Red Sox)ファンが“Twitter”している話である。 ボストンのレッドソックスファンの熱狂ぶりは,大阪のタイガースファンと似ている。ボストンを拠点にする調査会社Forrester Research のリサーチャーとして,“Twitter”の調査もレッドソックスファンの観点から行うのは当然かな。 そこで,彼のブログエントリーを参考にしながら,サイトを見回ってみると,いろいろと興味深い事実が浮かび上がってきた。 まず, "twitter red sox" でグーグル検索してみる。その結果が次の通り。レッドソックス絡みのTwitterだけで26万件も検査されるとは凄い。2ヶ月ほど前に急浮上してきたTwitterサービスもすっかり根を下ろしてきたと言うことか。 *"twitt

  • メディア・パブ: 米国の“Patent 2.0”プロジェクト,特許業務にもWikiやDiggの手法を

    特許の世界にもWEB2.0の波が押し寄せてきた。 特許業務は未だに人海戦術に頼る場合が多い。特に,出願された特許の審査は大変な仕事量となる。特許が公知技術でないかどうかのチェックは,審査員などの一部の担当者に頼ってきていた。 特許業務をもっと効率よく進めるには,Web2.0風の集合知を利用できないのだろうか。ということで,米国特許商標庁(US Patent and Trademark Office:USPTO) が動き出したのだ。 washingtonpost.comによると,出願特許をWebに公開し,多くの人からのコメントを募る。そのコメントには,wikiとかブログを予定している。またコメントの評価も,Diggのような手法で実施したいようだ。つまり,WikipediaやDiggのやり方を参考にして,審査の効率化を狙う。特に,最近増えてきたソフトウェア設計分野の特許では,学術論文なども少な

  • メディア・パブ: YahooとMSがマイクロフォーマットに傾斜,ネットメディアの変化を加速させるかも

    YahooとMicrosoftがそれぞれ,先週のSupernova2006 で,マイクロフォーマット(microformats )への積極的な取り組みをアピールした。いよいよ,マイクロフォーマットが立ち上がるのかもしれない。 マイクロフォーマットは,XHTMLにメタデータを持たせようとするもの。コンテンツを構造化する仕掛けで,セマンティクWebへのアプローチの一つとして期待されている。すでに,コンテンツの用途別に幾つかのマイクロフォーマットが作られている。カレンダー用のhCalendar,名刺用のhCard, レビュー用のhReview,ソーシャルネットワーキング用のXFNなどである。こうしたマイクロフォーマットを採用したコンテンツが普及すれば,これまで以上に高度な検索や情報加工が実現することになる。 Yahooは,hCalendar, hCard, そしてhReviewのマイクロフォーマ

  • メディア・パブ

    米国や欧州のメディアによるフェイスブック(FB)批判は、凄まじい。米大統領選のトランプ当選や英国のEU離脱に端を発して、この1~2年、FB叩きは過熱化する一方である。 フェイクニュースやロシア疑惑、さらには個人情報の不正利用や流出と、FBを舞台にした不祥事が途絶えないから当然かもしれないが、どうしてここまで1企業の不手際に厳しく延々とメディアが責め立てるのか。それはFBが、今や世界中の人々の個人生活や社会にとって測り知れないほどの大きな影響を及ぼしているからだろう。世界の22億人以上の人々が毎月利用し、その66%にあたる15億人近くが毎日FB上で情報のやりとりをしている。先進国だけではなくて新興国も含めて、ほとんどの国で人々の生活に深く根付いたFBに対して、メディアが社会的責任を問い直すのももっともである。 だが、メディアがしつこくFBを責め立てるのにはそれだけではなくて、別の理由もありそ

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