さいたま市の認可保育園「めだか保育園」のプールで園児の赤沼美空(みく)ちゃん(4)が死亡した事故で、黛(まゆずみ)秋代園長(67)は26日、記者会見し、プールを監視していた保育士2人が事故発生時には園児らから目を離していたことを明らかにした。埼玉県警は保育園の対応に問題がなかったかを調べている。 黛園長によると、事故が起きた24日は今夏のプール最終日で、保育士2人は園児をプールの端に集め、取り付けていた滑り台を片付けていた。その際、園児から目を離し、作業後に他の園児が指さす先を見ると、水面に美空ちゃんが浮いていたという。黛園長は「目を離した時に事故が起きた。(片付けと水遊びを)一緒にすべきではなかった」と述べた。(御船紗子)