記事保存 日経BizGate会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。 政府は5月25日、首都圏・北海道でも緊急事態宣言を解除する見通しだ。実現すれば全47都道府県が解除となる。しかし、感染拡大の第2波を防ぐ目的から、今後もテレワークを継続する企業は少なくない。「通勤地獄から解放される」「家事や育児と両立しやすくなる」「束縛感がなく自由に働ける」など、社員にはおおむね好評なようだ。しかし、在宅勤務では仕事の意欲がわかない、やはりオフィスで働きたいといった声も聞かれる。 さまざまな分野でデジタル化が進み、テレワークの環境が整ったいま、仕事をするだけなら在宅でも大きな支障はない。ミーティングや飲み会もオンラインでこなせるし、ネット上で気軽にチャットもできる。それでも満たされない何かがあると感じはじめたのだ。 その正体は「承認欲求」ではないだろうか。 「