NTT西日本の子会社のコールセンターシステムの運用保守に従事していた元派遣社員による顧客情報の不正流出問題で、東海地方では特定健診を受けていない市民らの被害が目立っている。 愛知県小牧市は17日、特定健診を未受診の約1万世帯の氏名、住所、生年月日などが流出したと発表。口座情報は含まれていない。市によると、2013~18年度のうち5年間、受診を勧める電話業務をNTTマーケティングアクトProCXに委託していた。情報が悪用された形跡は確認されていないが、市民には不審な電話や訪問に注意するよう呼びかけている。