昨夜のテレビニュースで見た宮崎県の種牛農薦田さんはやつれ果てていました。松葉杖を引いて現れ、「国家権力がやれというんだから仕方がないだろう」、「県知事から明日10時までに処分の決心をしてほしいと言われた」と言葉少なに語りました。 今日の10時までが期限だそうです。想像がつきますか、今、薦田さんにのしかかっている重圧を。 「日本農業新聞」(7/14)には「早期処分要求」としてこんな記事が載っていました。 「宮崎県川南町などワクチン接種地域の畜産農家の代表らは13日、宮崎県庁を訪れ、早期に民間種雄牛を処分するように求めた。JA尾鈴畜産組織連絡会の江藤和利会長は県への要請後会見し、「特例を求めると今後の口蹄疫対策に禍根を残す」と県の対応の甘さを指摘した。 要請書では、①民間種牛所有者が経営する別の農場で疑似患畜が見つかっていることから種牛を飼育する農場も家畜が殺処分対象となる関連農場なのではない
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