絵本シリーズ「リサとガスパール」と「ペネロペ」は、フランスに住む、画家ゲオルグ・ハレンスレーベンと作家アン・グットマン夫妻によって生み出されました。子どものちょっとしたしぐさや愛らしい失敗をユーモアたっぷりに、色鮮やかに描き出します。 好奇心いっぱいでおしゃまな女の子リサ、おっちょこちょいでやさしい男の子ガスパール。この犬でもウサギでもない二人の主人公が繰り広げる日常の大冒険を描いた「リサとガスパール」シリーズは、2000年に翻訳が出版されて以来、日本でもすっかりおなじみとなりました。また、うっかりやさんの青いコアラの女の子が主人公の絵本「ペネロペ」シリーズも、NHK教育(現Eテレ)でアニメーションが放送され、またたくまに子どもたちの間で人気となっています。 本展では、「リサとガスパール」と「ペネロペ」の原画約100点を中心に、絵本の制作過程がうかがえるスケッチなども展示します。原画で