目的 環境依存値をアプリケーション内に埋め込むのではなく外部化しましょうという話はもはや常識になっていますが、特にSpringBootの場合は様々な方法があります。公式ガイドでも1章まるまるその話題に費やしています。 24. Externalized Configuration 環境ごとにプロパティファイルを分けるとか、いや、せっかくSpringBootなんだからConfigurationサーバを使うべきだとかいろいろ流儀はあると思いますが、今回はThe Twelve-Factor Appに従って環境変数を考えてみます。 アプリケーション内で環境変数を参照するためには@Valueアノテーションを使う方法がありますが、JPAのようにapplication.propertiesに設定をゴリゴリ書く場合はその方法は使えません。そこで、application.properties内で環境変数を使う