名古屋経済大学(犬山市)の経済学部が講義の一環として作った「安全安心マップ」が地元住民から、「地域の問題点がわかりやすい」と好評だ。 地図づくりは、学生に地域とのかかわりを深めてもらうとともに、子どもたちの安全を確保するのを目的に始まった。今年で5年目になる。約10人の学生がかかわり、アンケートや聞き取り調査、現地調査の情報も加味した。去年までは通学路にある危険個所や「子ども110番」などの情報を盛り込んだ地図を作った。 紙版とウェブ版があり、地域は犬山市南部の楽田地区(約4600世帯)と羽黒地区(約5800世帯)をカバー。作業の度に改定して、昨年は認知度や利用度を高めるため、説明会などを楽田小や名経大で開いた。 今年は、範囲を楽田地区内の倉曽洞地区(約70世帯)に絞り込み、土砂災害が起きやすい場所を示した防災マップの製作に取り組んだ。一帯は10年前の東海豪雨で被災した地域にあたる。 完成
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