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ブックマーク / politas.jp (2)

  • あの戦争を生き残った私からあなたへ(飯田進)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ

    あの戦争とは何だったのか。 あれが「防衛のための戦争」であったという見方は根強くある。しかし他方で、あれが「侵略戦争だった」と言われれば、そう思われる歴史的な筋もないことはない。 そのように世の中を二分するような全く異なる見解があるとき、正邪を軽々しく論ずるわけにはいかない。いずれの立場にも考えがあり、部分的に見ればそれぞれの主張には論拠があるからだ。あの戦争の背景にはかなり複雑な要因があった。それは、70年の時を経た今なおそう思う。 一口に言えば、日人はそもそも浮き上がっていた。それは誰も否定できないはずだ。 私もその中の一人である。1941年の末に太平洋戦争が始まり、まだ20歳にも満たなかった感受性の強い時分の私は、いわゆる「興亜青年」のはしくれだった。「日は神国である」という極めて単純な考え方──あまりに神がかり的で、独善的な思想がその背景にあった。 そもそも日の近代とは、欧米

    あの戦争を生き残った私からあなたへ(飯田進)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ
  • “必然の偶然”が起こした気仙沼の奇跡――猪瀬直樹が語る「被災地復興」と「日本の未来」(猪瀬直樹)|ポリタス 3.11から未来へーー困難と希望

    インタビュー:津田大介 撮影:初沢亜利 2011年3月11日、津波に襲われた宮城県気仙沼で公民館が水没し、446人が取り残された。周りが火の海となるなか、絶体絶命の危機にさらされた彼らの危機は海を越えて情報が伝わり、やがてそれは奇跡的なリレーを果たし、感動的な救出劇につながった――。『救出 3.11気仙沼 公民館に取り残された446人』は彼らが全員救出されるまでの緊迫の状況を、迫真の筆致で描いたノンフィクションだ。執筆したのは東京都副知事(当時)としてこの奇跡の情報リレーのアンカーを務めたノンフィクション作家・猪瀬直樹氏。猪瀬氏にあの日気仙沼中央公民館でなにが起きていたのか、そこから導き出される今後の被災地復興のポイントを伺った。 気仙沼に行ったことがすべての始まりだった ――新刊の『救出──3.11気仙沼 公民館に取り残された446人』、興味深く拝読しました。東日大震災当日、陸の孤島と

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