取締役であり創業者の「マックスむらい」こと村井智建氏によるメディア事業やスマートフォン関連アクセサリ販売などを手がけるAppBankで、同社元役員が同社の資金約1億4000万円余りを私的に利用していた業務上横領事件が昨年発覚したが、これによって流出した資金の一部が犯罪組織に流れていた可能性が話題になっている。 横領事件については昨年12月にすでに報じられているが、これについてAppBankは1月28日付けで社内調査報告書を開示した(PDF)。この調査報告書内では、元役員が横領した金が何に使われたのかが次のように記載されている(報告書p.82)。 税金支払い:2,193万6,828円M氏への貸付金:1,000万円遊行費:1,000万~2,250万円税金(県税、区税等):約225万円O氏への貸し付け:1,200万円恐喝:約3,000万~3,500万円 この中で異質なのが「恐喝」と記載されている