6日朝、東京・渋谷のバレエ教室で、生徒として通っていた男が、講師の24歳の女性の指を工具で切断したとして、駆けつけた警察官にその場で逮捕されました。男は「練習への参加を拒否されるなどしたので恨みがあった」と供述しているということで、警視庁が、当時の状況や詳しいいきさつを調べています。 通報を受けて警察官が駆けつけたところ、バレエ教室の講師の24歳の女性が右手の親指を付け根から切断された状態で倒れていて、男が工具で切断したことを認めたことから、傷害の疑いでその場で逮捕されました。 警視庁によりますと、逮捕されたのは、バレエ教室に生徒として通っていた川崎市幸区の自称整体師、橋本浩明容疑者(41)で、「練習への参加を拒否されるなどしたので恨みがあった」などと供述し、容疑を認めているということです。 また、女性は「首を絞められ気を失っていた。気付いたら指が切断されていた」と話しているということです