スウェーデンのウプサラ大学病院(2009年2月4日撮影)。(c)Fredrik PERSSON / TT News Agency / AFP 【10月23日 AFP】スウェーデンのウプサラ大学病院(Uppsala University Hospital)は22日、2023~24年に子宮がんのおそれがあると誤診し、不必要な子宮摘出手術を女性33人に実施したことを認めた。 対象の女性は38~85歳。症例数の異常な増加に同院が気付き、調査が行われた。 同院によれば、33人は子宮体がん(子宮内膜がん)の前駆病変である類内膜上皮内腫瘍(EIN)と診断された。だが調査の結果「誤診」と判明し、「手術は必要なかった」とされた。 同院の医長は声明で「子宮摘出は取り返しのつかない結果を伴う大手術だ。起きてはならないことが起きてしまった」と、深い遺憾の意を表明した。 現地メディアによれば、医長は記者会見で、子宮